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【MLB】ピッチングニンジャが選ぶ、今季の“ロボット審判を連れてこい賞” 山本由伸の大記録を阻んだ「ど真ん中ボール判定」

  • 2025.11.6
ドジャース・山本由伸(C)Getty Images
SPREAD : ドジャース・山本由伸(C)Getty Images

投球分析家で知られる「ピッチングニンジャ」こと、ロブ・フリードマン氏は5日(日本時間6日)、自身のXで今季印象的だったプレーをピックアップ。ドジャース山本由伸投手が投じた真ん中高めのフォーシームがボール判定になった場面を「ロボット審判を連れてこい賞」と題して振り返った。
山本の大記録が阻まれた“最悪の判定”としても物議を醸した1球だ。

■「イマキュレートイニング」がふいに

問題の判定は、6月19日(同20日)ドジャースタジアムで行われたドジャース対パドレス戦で起こった。
この日先発マウンドに上がった山本は、初回を三者凡退。2回表に一発を浴びるも、3回表は2者連続の3球三振で2アウト。続くフェルナンド・タティスJr.外野手もカウント0-2と2球で追い込むも、3球目真ん中やや高めのフォーシームがまさかのボール判定となった。
カウント2-2から空振り三振でイニングを終えたものの、3者連続3球三振を示す「イマキュレートイニング」の達成はならず。「イマキュレートイニング」はドジャース142年の歴史でも7人しか達成者がいないレア記録で、ピッチングニンジャは「ロボット審判を連れてこい賞」と名付けマービン・ハドソン球審の誤審をピックアップ。今季最悪の1球に選出した。
MLBは来季から、ストライクやボールを自動判定するシステム「ABS(Automated Ball-Strike)」、いわゆるロボット審判を導入する。球審が通常通りストライク/ボールを判定しつつ、選手(打者・投手・捕手のみ)がチャレンジを要求できる仕組みだ。今季もこのシステムがあれば……と悔やんだファンも多いだろう。

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