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サンフランシスコの絶品シーフード&必見マーケット。

  • 2016.6.1
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世界的に有名なケーブルカーはそのもの自体が観光名所。

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新しい食文化の発信地、L.A.&サンフランシスコの旅の最終回は、豊かな食材に恵まれたベイエリアならではのグルメ案内。アサリのエキスたっぷりのクラムチャウダーや味わい深いオーガニックのチーズなど、見逃せない食のスポット巡りをご紹介。

サンフランシスコの永遠のスタンダード。

時代と共に変わりゆくサンフランシスコの風景の中で、永遠のスタンダードは「フィッシャーマンズワーフ」、「ゴールデンゲートブリッジ」と「ケーブルカー」。1873年開業の世界最古のケーブルカーは、3路線が現役。坂の多いこの街で今でも市民の足として愛されている。フィッシャーマンズワーフは「サンフランシスコ海事国立史公園」から「ピア35」に至るサンフランシスコ湾に面した一帯。「漁師の波止場」の名の通り、ゴールドラッシュ時代に栄えた港町の風情を残す。トレードマークにもあしらわれている茹でたダンジネスクラブや、パンの器に入ったクラムチャウダーが名物だ。サンフランシスコの象徴・ゴールデンゲートブリッジは車で渡るより、フィッシャーマンズワーフの桟橋からの眺めがおススメ。美しい橋の全景が視界に広がる。こうした変わらぬ風景に出会うのも旅の醍醐味。

サンフランシスコの定番フードといえばクラムチャウダー。酸味の効いたサワーブレッドをくりぬいて、中にクラムチャウダーを入れるのは「ボウディン サワードゥ ベーカリー&カフェ」。フィッシャーマンズワーフの名物だ。

開店前から行列のできる大人気店が「ホッグ アイランド オイスター カンパニー」。フェリー ビルディング マーケットプレイス内にあり、鮮度抜群な生ガキをはじめ、シーフード好きにはたまらないお店。全米各地から取り寄せるカキは常時5、6種類。すべての種類を食べ比べできるミックスメニューもある。もちろんクラムチャウダーも絶品。アサリの身だけを使うのではなく、殻付きを使用。ミルク多めで、他店よりサラサラしたシチューにアサリの味がたっぷりと溶け込んでいる。ロケーションも最高で、ベイエリアの風景を満喫できる。

ボウディン サワードゥ ベーカリー&カフェ(Boudin Sourdough Bakery & Cafe)

160 Jefferson Street, San Francisco, CA 94133, United States

TEL/+1-415-928-1849

https://www.boudinbakery.com/

ホッグ アイランド オイスター カンパニー(Hog Island Oyster Company)

1 Ferry Bldg 11-1, The Embarcadero, San Francisco, CA 94111, United States

TEL/+1-415-391-7117

https://hogislandoysters.com/visit/san-francisco

50のショップが「食」を競う人気スポット。

「フェリー ビルディング マーケットプレイス」は、サンフランシスコのビジネス街、ファイナンシャルディストリクトの東側にある「食」をテーマにしたマーケット。もともとフェリーの発着所で、現在もベイエリアの各地を結ぶフェリーが出ている。オーガニックを追求する地元の農家、良質なワイン、チーズ、ハムなどを生産する職人、新しいフードビジネスに取り組むベンチャーなどのコミュニティを作ることを目的とする食意識の高いサンフランシスコらしいスポットだ。

約50のショップはどこもおしゃれで気になるお店ばかり。「カウガール・クリマリーズ」には、カットされたチーズが山のように積まれている。おススメはオリジナルのオーガニックチーズ。キノコの専門店「ファー・ウェスト・ファンガイ」には、日本では見かけないさまざまな種類のマッシュルームが並ぶ。昨年、日本に進出した「ブルーボトルコーヒー」も入っているので、本場の味と雰囲気を味わってみて。

フェリー ビルディング マーケットプレイス(Ferry Building Marketplace)

1 Ferry Bldg, The Embarcadero, San Francisco, CA 94111, United States

TEL/+1-415-983-8030

E-mail/info@ferrybuildingmarketplace.com

http://www.ferrybuildingmarketplace.com/

フィッシャーマンズワーフの風景に溶け込むデザインホテル。

レンガ造りの古い建物をリノベーションした「アルゴノウト ホテル」は、フィッシャーマンズワーフの港の風景に溶け込むように建つデザインホテル。碇や星などのモチーフで船内をイメージした客室には、青と白のマリンカラーのインテリアを備え、窓からはサンフランシスコ湾の美しい景色を一望できる。

ホテル1Fの「ブルー マーメイド チャウダー ハウス」は、新鮮なシーフードで作るチャウダーの名店としても有名で、3種類のアサリ、ムール貝、カニ、エビの6種類のバリエーションが楽しめる。

周囲はおしゃれなカフェやレストラン、土産物グッズを売るショップが集中する賑やかな観光エリアだが、ホテルの中は静寂に包まれ、ゆったりと過ごすことができる。スタッフの対応は丁寧で親切。客室は全部で252室あり、決して小さなホテルではないが、大規模ホテルにありがちなビジネスライクな対応はなく、ホスピタリティに満ちている。

アルゴノウト ホテル(Argonaut Hotel)

495 Jefferson Street, Fisherman’s Wharf, San Francisco, CA 94109, United States

TEL/+1-415-563-0800

料金/1室1泊319ドル~(2016年6月現在)

http://www.argonauthotel.com/

参照元:VOGUE JAPAN

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