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娘の就学祝いの席につけず給仕する嫁。不思議がる子どもに義姉「これがママの仕事」義家族と完全同居|ママ広場マンガ

  • 2025.11.5

授かり婚でユウタと結婚したカエデは、義母に言われるがまま仕事を辞めて義実家で完全同居となりました。義両親、独身で実家にいる義姉、そして夫ユウタ全員が妊婦のカエデを気遣うことなく「家に居て暇でしょ」「寄生しているだけ」と言い、全ての家事や自分勝手な世話をカエデに押しつけてまるでお手伝いさんのように扱いました。しばらくして長女フウカちゃんが生まれると、義母はフウカちゃんのお世話や一緒に過ごす大切な時間をカエデから奪い、カエデは我が子のそばにいる時間もほとんど取れないまま過ごし、変わらず雑用ばかり押し付けられていました。

味方がいない。夫すらも「片付けて」給仕扱い

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初めての子育ては愛情を注ぐ大切な場面ほど義母に奪われて、怒りと悔しさ、悲しさで胸が張り裂けそうだった私。夫にとっては自分の母親が育ててくれるのだから安心だし、私が楽できる、くらいにしか考えてもらえません。母親である私から大切な娘との時間が奪われていると誰にも理解してもらえないのです。

その長男ジュンも産まれて時は過ぎ、フウカは1年生になりました。家族で就学祝いをしましたが、私はゆっくり席にもつけませんでした。

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この家の人たちは自分で動くという考えが1ミリもないので、思いつくとすぐ「醤油~」「コップ」と私に言いつけます。そのやりとりを不思議そうに聞いていた子ども達。

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私が言われたものを運んでくると、すぐに子ども達は口々に「ママ食べないの?」「私お手伝いする」と私にくっついてきてくれました。優しく育ってくれた可愛い子どもたちです。本当なら私だって、いや私こそフウカの1年生のお祝いを思い切り一緒に過ごしたいのに!「ごめんね、ママまだ終わらなくて。みんなで食べてて」というのが精一杯でした。そんな私と子ども達のやり取りを見ていた義母と義姉。

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すぐに子ども達のところへ来て「フウカちゃん、これがママの仕事だから。」と言って、私から引き離すのです。そんなタイミングで全く空気を読まずに「カエデ、これ片付けて」と空になったビール瓶を渡してくるユウタ。お手伝いさんはこんなところでサボっていないで仕事して、とでも言われた気持ちになりました。

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黙ってキッチンへ行った私はため息しか出てきませんでした。疲れた。ここに味方は誰もいない。分かってはいましたが、改めてその現実を突きつけられた気持ちです。

長女フウカちゃんは小学1年生になりました。家族で就学祝いをする時でも、カエデさんだけはひとり給仕。家族たちが思いつくままカエデさんに用事を言いつけるのでパタパタと忙しくしています。そんなママを不思議そうに見ていたフウカちゃんと弟のジュンくん。大好きなママともっと一緒にいたいので、テーブルにママが来たタイミングですぐにカエデさんにまとわりついて離れません。するとすかさず義母と義姉は子ども達をカエデさんから引き離すのでした。妻が娘のお祝いの席に全く座れずひとり働いているのに、全く気にしないユウタさんにがっかりしてしまいます。カエデさんが、誰も味方がいないと感じるのも無理はありませんね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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