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庭の小さな実で愛らしさ満点!【秋の実もの】を使ったアレンジアイディア

  • 2025.11.3

庭の小さな実で愛らしさ満点!【秋の実もの】を使ったアレンジアイディア

京都でローメンテナンスガーデン作りを実践している青木純子さん。庭で育てた秋の草花を満喫できるアレンジアイディア、アフターガーデニングの楽しみ方について教えてもらいました。今回は秋の実ものを使ったアレンジを紹介します。

秋の実ものを使ったアレンジアイディア

愛らしい実が彩る秋のアレンジ

初夏~10月まで、花を咲かせながらかわいい実をつけるジュズサンゴ。寒さにあたると枯れてしまうので、整理がてら収穫してアレンジのベースを作り、隙間にアスターなどを差し込みました。小さな3色の実が秋の風情を漂わせます。

【使用している花材】
ジュズサンゴ3種(オレンジ、黄色、ピンク)、アスター ‘ジョリージャンパー’ など

3種のジュズサンゴの寄せ植えは管理が楽。半日陰で育て、冬は軒下に取り込むだけ。こぼれダネで増える。

赤いアジサイと実の晩秋のアレンジ

寒さで赤色に変化した秋色アジサイ。しばらくすると茶色く枯れてしまうので、色鮮やかなうちに整理し、アレンジの骨格を作りました。隙間に黄緑色のガクが残ったサルビア ‘ライムライト’などを生けて。コトネアスターの赤い実がアクセント。

【使用している花材】
秋色アジサイ、サルビア ‘ライムライト’、コトネアスター、アメリカテマリシモツケ ‘ディアボロ’ など

初夏に白い小花を咲かせる丈夫な花木のコトネアスター。生花のアレンジやクリスマスリースの飾りに重宝する。

庭の実もので作る簡単スワッグ

初夏に繊細な白花を無数に咲かせるギンバイカ。秋にはたくさんの黒い実がなります。晩秋、剪定がてら収穫し、小枝を束ねてスワッグのベースを作ります。ローズヒップを飾ってシザル麻でちょう結びをしたら、簡単な秋のスワッグの完成です。

【使用している花材】
黒い実のついたギンバイカ、バラ ‘スノーグース’ のローズヒップ

白いつるバラ ‘スノーグース’ のローズヒップ。花後、数本長い枝を残すと、秋に小さな赤い実がたくさんなる。

晩秋に剪定したゲッケイジュ(ローリエ)の活用法

クリスマスのリース作りに合わせて強剪定するゲッケイジュ。長い枝は支柱に、小枝はリース作りに、葉は乾燥させて料理に活用。

①春から伸びた枝が暴れている、剪定前の庭のゲッケイジュ。

②強剪定したゲッケイジュの長い枝。

③小枝を剪定バサミで切り取る。

④草花の支柱用に長い枝を残し、小枝や葉はビニール袋に取り分けておく。

監修・文・写真/青木純子

※この記事は『園芸ガイド』2025年秋号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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