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夏の残りの花と秋の花で作る「初秋のアレンジアイディア」【アフターガーデニング】

  • 2025.11.1

夏の残りの花と秋の花で作る「初秋のアレンジアイディア」【アフターガーデニング】

京都でローメンテナンスガーデン作りを実践している青木純子さん。庭で育てた秋の草花を満喫できるアレンジアイディア、アフターガーデニングの楽しみ方について教えてもらいました。

草丈や彩りを考えて多年草や花木を配置

わが家の秋の花壇を彩るのは、丈夫でローメンテナンスなユーパトリウムなどの多年草や、紅葉するブルーベリーやジューンベリーなどの花木。花色や葉色、草丈や樹高を考えて配置し、花壇のあいたスペースにコスモスなどの一年草を植えています。

初秋はフジバカマやシュウメイギク、晩秋はサルビア・インボルクラータなどが開花。初秋から晩秋まで咲き続けるのは、メキシカンセージやクジャクアスター、ノコンギクなど。開花期の長い多年草を植えておくと、花壇が一気に寂しくならず、花色が徐々に濃くなる、秋の深まりが味わえます。

秋咲く多年草は草丈が高くなりがち。わが家の小さな庭では、初夏に地際から約30㎝の高さに切り戻し(摘芯)、コンパクトに仕立てています。摘芯しておくと、支柱を添える手間が省け、豪雨や台風が来ても草花が倒れにくく、庭が美しく保てるのも利点です。

右手前が黄緑のガクが美しい濃い青花のサルビア ‘ライムライト’。左奥が紫色のメキシカンセージ。晩秋まで咲き続ける。

暗紫色の葉が庭を彩るユーパトリウム ‘チョコレート’。初秋に白花が開花。摘芯して草丈約50㎝に抑えている。

秋の訪れをいちばんに知らせるシュウメイギク。草丈約150㎝にもなるから、あえて花壇の奥に配置している。

初秋のアレンジアイディア

夏の残り花と作る初秋のアレンジ

夏の花、アンゲロニアを剪定がてら収穫してアレンジの骨格を作り、その他の花材を色バランスよく隙間に生けると、夏の残り花と初秋の花、シュウカイドウのアレンジの完成です。涼しいところに飾り、毎日水を取り換えると長持ちします。

【使用している花材】
シュウカイドウ、ビデンス2種、アンゲロニア、センニチコウ

「この花が咲くと秋」と感じられる、ベゴニアに似たシュウカイドウ。こぼれダネで簡単に増える。

センニチコウが映える初秋のアレンジ

アレンジのベースをノコンギクとクジャクアスターで作り、その間に、夏の残り花のセンニチコウをちりばめた初秋のアレンジ。楽しんだあとは、センニチコウを逆さにつるして乾燥させドライフラワーに。冬のクラフト作りに再利用します。

【使用している花材】
センニチコウ2種、ノコンギク、八重咲きのクジャクアスター

7~11月まで咲く丈夫で手間いらずのノコンギク。草丈を低く抑えるため、初夏に摘芯して秋に開花させている。

フジバカマを生けた初秋のアレンジ

剪定した黄緑色のメラレウカの枝でアレンジの骨格を作り、全体にメキシカンセージを差し込み、最後に白いフジバカマなどを生けました。メラレウカのやさしい葉色と白いフジバカマの花が、鮮やかなコントラストをやわらげてくれます。

【使用している花材】
メキシカンセージ、フジバカマ、ニンジンボク、メラレウカ ‘レボリューションゴールド’

初秋、フジバカマにやってきた、茶と水色の模様が美しいアサギマダラ。多いときは、20頭も庭を飛び交う。

枯れる前に整理し、ドライフラワーに

晩秋、花色が濃くなったメキシカンセージ。そのうち枯れてしまうので、整理がてら収穫します。スワッグを作ったり、生花のアレンジを飾ったり。最後は、逆さにつるして乾燥させ、冬のクラフト作りに使っています。

監修・文・写真/青木純子

※この記事は『園芸ガイド』2025年秋号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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