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母の気持ちを置き去りにして――そんな結婚はうまくいくはずない【やさしさに焦がれる Vol.24】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

結婚の報告のため帰省した凛は、彼の海外赴任についていくと伝えた瞬間、母の反対に遭う。かつて母を支えるために留学を諦めた凛にとって、この結婚は“自分の夢を取り戻す”ための一歩だった。だが、離婚を経験した母は娘の将来を案じ、理屈で語る彼の姿に苛立ちを募らせる。「娘の人生をあなたの都合で振り回さないで!」と声を荒らげた母に、彼は静かに「凛さんの夢をご存じですか」と問いかける。突然“夢”の話を持ち出された母は混乱し、「そんな話、今はどうでもいいでしょ!」と感情を爆発させる。その言葉に凛は傷つき、「彼となら大丈夫。お母さんは遠くから見守っていて」とだけ告げるのだった。

■どうしてそんなひどいことを言えるの…?

■母を見捨てていく結婚なんてうまくいくはずがない

■娘は何もわかっていない…!

「遠くから見守る」――そんな立場に納得できるはずがない。母は、これまでの苦労も、娘を思う気持ちも無視されたように感じていました。

凛が母の意見を聞かず、勝手に物事を進めようとしていることが許せない。それはまるで、自分が捨てられるような感覚でした。

このままでは娘は失敗する――母の頭の中では、すでに結論が出ています。

“止めるのは私しかいない”。

母は確信に満ちた声で言いました。「このまま結婚したら必ず後悔する」と。

(福々ちえ)

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