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【スナック植松】家事問題、高圧的な友達問題を解決!

  • 2025.10.31
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

解釈の仕方を変えることって、大事!

お悩み1:新婚生活、家事に追われてツライ! でも、プライドが高くて手を抜けません……。

結婚前はフードデリバリーを頼み、洗濯物はたたまず、グータラする日もあったけど、今は毎日自炊、洗い物、洗濯物を洗ってたたみ、掃除。さらにそれなりの見た目をキープ。手を抜けず、日々を楽しめません。
ペンネーム:かっちゃんさん(29歳・会社員)

常連M

彼と分担していないのかな?


植松さん

結婚当初に二人で取り決めをしてないのよね、きっと。となると、今さらしてくれない可能性が高いし、今言っても彼は「ハッ?」ってなるはず。でも、ある意味、これが結婚生活の現実かも。


常連M

“いい妻”を演じちゃってるのかなぁ。私なら初動をミスったと後悔しそう。それとも完璧主義者で、全部自分でやりたいタイプ?


植松さん

いずれにしろ、こういうスタンスで結婚生活を始めてしまったら、割り切って楽しんでやるしかないかも。あと「手を抜けない」と言っているけど、手を抜くんじゃないの、頭を使うの。


常連M

なるほど。考え方をスイッチするのね。


植松さん

極端な話、お金が潤沢にあれば、ハウスキーパーをお願いするとか、経済力で解決できる問題。でも、それが難しいのなら、すべての家事を「時短プラン」にチェンジして、面倒くさくなくしていく。今って、時短レシピや、簡単スピーディな掃除術がSNSでいっぱい流れてくるでしょ。その情報を参考にしたり、メイン料理はつくるけど、副菜はつくりおきにしたり。それに、豆腐にゴマをふっただけでも立派な料理、冷や奴です。カットネギや茗荷、生姜を添えれば、もはや完璧。買ってきても手抜きだとは僕は思わないけど、そう感じるなら盛り付けを工夫してみるとか。あとは、ポテトサラダをつくらないことね。


常連M

どういうこと?(笑)


植松さん

手間がかかるのに、簡単そうに見えるでしょ。そういう努力はせず、お惣菜として買うの。洗濯も二人暮らしなら毎日せず、ある程度まとめてやるとか。あとは掃除。


常連M

私はロボット掃除機任せ……。


植松さん

それでOKよ。床がキレイであれば、掃除は半分終わったも同然。そもそもロボット掃除機が動けるように、自然と片づけもするしね。家事を楽しくできるのは才能のひとつ。その才能がないなら、頭を使って慣れていくしかないと思うわ。家事を楽しむ姿は、間違いなく素敵。要領よくこなせる術を身につけてね!


【植松マスターの格言】手を抜くのではなく頭を使って家事をする。時短術で楽しんで!
植松晃士さん

お悩み2:高圧的な態度をとる友達がいます。上手に距離をおくにはどうすればいい?

最近仲良くなった友達が、私の短所を掘り下げてわざわざ言ってきたり、自己中心的な発言をしたり。とにかく距離をおきたいのですが、共通の友人も多いので、絶交ではなく穏便に離れる方法が知りたいです。
ペンネーム:いちごさん(27歳・会社員)

植松さん

以前も言ったけど、そもそも人間ってマウントする生き物、マウンター。特に女同士となると、マウンティング合戦になりがちというか。いちごさんのように、高圧的な態度をとる人のマウントが生きちゃう関係になったら、しばらく会わないほうがベター。接触すれば、また必ず上から来るから、自分が嫌な気持ちになるだけ。


常連M

とはいえ、共通の友達もいるとなるとねぇ……。


植松さん

確かに、なんとなく情報も入ってきちゃうし、また会わなくちゃいけなくなる確率も高いわよね。


常連M

会うとなったら、どうすればいいの?


植松さん

たとえ、まだ怒りを感じていても、どんなに嫌でも、何事もなかったように満面の笑みを湛えて「元気だった?」って話しかけて。


常連M

「なんかあったっけ?」の気にしてないスタンスね。


植松さん

そう、笑顔なんてしたくもないけど、これができる人が勝ち。だって最高の嫌みだもの(笑)。「あなたのいじめ、こたえてません」っていうアピールになるから。もし、このアピールがわからないような相手だったら、「バカらしい」と思って付き合いをやめていいと思うわ。逆に「あら、元気よ」と笑顔で返してきたら、ケンカ上等な相手よ(笑)。とにかくどっちが先に何事もなかったように元気に明るく振る舞えるかの勝負。女の友情は勝ち負けだから。


常連M

でも、穏やかに付き合える女友達もいるよ。


植松さん

それは、お互いちゃんと距離感が保てているからよ。距離感が詰まれば詰まるほど勝ち負けになるけど、正直、今の状態はいじめ。いじめって、子どもの間だけではなく大人世代でも繰り広げられているの、しかも高度な形でね。いじめてくる友達なんて、いらなくない? 家族でも恋人でも夫でもなく、何かあっても一生面倒を見てくれる相手ではないのが友達であり、友達付き合いは、人生の余暇。余暇を楽しむためのお相手だから、不要論も踏まえて慎重に賢くね。


【植松マスターの格言】距離感がバグった女の友情は勝ち負けになりがち。笑顔で気にしてないふりを
一生ものの関係性か否か、見極めて付き合わないと

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか 取材・文/楢﨑裕美

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