岡本翔子の星占い 【獅子座】11月の運勢「急がずに、だが休まずに」

獅子座

7月23日～8月22日生まれ

Without haste, but without rest.
「急がずに、だが休まずに」

11月はあなたの思うように物事は進みません。特に金星が不調和角になるので、人間関係で思うようにいかないこともあります｡しかしその背後には、あなた自身の説明不足や感情表現の分かりにくさがあるかもしれません。

特に満月11月5日（水）近辺は、気持ちが焦って物事をゴリ押しする傾向もみられます。

そんなときにこそ思い出して欲しい言葉があります。今月の獅子座に送るメッセージは、『ファウスト』などで知られるドイツの小説家、ゲーテが残した格言です。

何事も最短距離で進もうとしないで、ゆっくり確実に歩を進めること。これは仕事だけではなく、人間関係も然り。早く結果を出そうと焦らず、続けることに意味があると心得て日々を過ごしましょう。

親しい友だちと心通わせることで前向きになれるときです。仕事の顔と私生活の自分との間にギャップがある人。ちゃんと甘えられる人やあなたを理解してくれる人と、一緒に過ごす時間を作りましょう。

1人暮らしの人は友達の家に泊まりに行き、一緒にご飯を作って食べ、夜が更けるまでおしゃべりを楽しむ。そんな1日を過ごすと元気になれます。また家族とも連絡を取り合い、「自分にはちゃんと味方がいる」と感じることができたら、不思議とエネルギーが湧いてくるはずです。

行動あるのみ！

11月22日（土）以降は運気も好転します。仕事でやりたいことがあるのなら、まず親しい人に相談をしてから企画書などを作成。

ただ思っているだけでは何も伝わらないので、行動あるのみです。住居に関する出費があるかもしれません。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは11月11日（火）未明～11月13日（木）午前中まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE