岡本翔子の星占い 【射手座】11月の運勢「自分のことをこの世のだれとも」

射手座

11月23日～12月21日生まれ

Don’t compare yourself with anyone in this world.
「自分のことをこの世のだれとも比べてはいけない」

11月上旬は頭が冴え、仕事もスピーディに運びますが、11月10日（月）以降、水星が射手座で逆行し始めると、物事がうまく回らないようになります。そうなると集中力に欠け、何をしていても完全燃焼できずにモヤモヤする日々が続きます。

“隣の芝生が青く見える”こともあるでしょう。物事が停滞すると，余計なことを考えてしまうのです。今月のメッセージは、マイクロソフト社の創設者、ビル・ゲイツの言行録から見つけました。あのビル・ゲイツも、人を羨んだり嫉妬したりして、眠れぬ夜を過ごしたのかと思うと、感慨深いものがあります。

火星が射手座を運行中なので、スポーツなどで体を動かすと停滞した気分が吹き飛びます。またネットの情報を鵜呑みにしないで、自分の足を使って調べたことが仕事に役立ちます。

地道な営業活動をするのもよいでしょう。ただしすぐに結果が出ると思わず、まずは相手の懐に入る。今は信頼を築くときと心得て、仕事相手とよい関係を作れるように努力することです。

今月おすすめなのは、ポジティブな現実逃避です。ファスティングができるホテルに出かけ、その日はスマホの電源も切ってデジタルデトックスを。またいつもよりたくさん眠るように心がけること。夜毎に見る夢は心の健康を整えてくれます。

太陽が射手座に入ると……

11月22日（土）に太陽が射手座に入ると、徐々に内側からエネルギーが満ちてきます。

月末に向けて様々なお誘いがありそうです。非日常を体験できる場所やイベントに出かける好機です。またふらっとプチ旅行を敢行するのも吉。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の射手座を運行するのは11月20日（木）夜～11月23日（日）朝まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳やカレンダーアプリのその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE