岡本翔子の星占い 【山羊座】11月の運勢「友人は君が苦境のときに」

山羊座

12月22日～1月20日生まれ

Friends show their love in times of trouble, not in happiness.
「友人は君が苦境のときに愛を見せる、幸せなときではない」

慌ただしかった10月も終了。11月は仕事よりも友だちと過ごす時間を大切に。広い世界の中で、価値観が近い人や同じ考え方をする人がいると、「そうそう、その通り！」と感動し、勇気が湧いてきます。

このメッセージは、古代ギリシャの三大悲劇作家の一人として知られるエウリピデスが残した名言です。彼の作品は巧みな物語構成と深い心理描写が有名で、人間の描き方が卓越していると言われます。

そもそも山羊座は孤独に強い星で、大勢の知り合いよりも数少ない真の友だちを大切にします。11月は「友だち」とは何か、を考えさせられる出来事もありそうです。また意外な人物が信用できる人とわかり、新しい友情が芽生える場合もありそうです。今月は“友情月間”と思って、毎日を過ごしてみて。

仕事でも一人でできることには限界があります。周りに協力を仰ぎみんなを巻き込んでいくのが、この時期におすすめの仕事スタイルです。後輩の教育も面倒くさがらずに行うと、結果的にあなたが楽になれます。

旧友との再会や、学生時代の仲良しグループを再結成してみるのもあり。高校時代の文化祭などを思い出し、かつての仲間とイベントなどを行うのもいいし、実際に母校を訪ねてみるとさまざまな思い出が甦りそう。

心を整えるには？

月末が近づいたら少し行動のペースを緩め、健康的な生活を心がけましょう。早起きは三文の徳。仕事に取りかかる前の、朝の時間を充実させると心が整います。

朝ヨガ、朝散歩、喫茶店のモーニングを食べに行くのも楽しいものです。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の山羊座を運行するのは11月23日（日）朝～11月25日（火）夜まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE