岡本翔子の星占い 【魚座】11月の運勢「旅をすることは生きることだ」

魚座

2月19日～3月20日生まれ

To travel is to live.
「旅をすることは生きることだ」

9月以降、さまざまな問題が浮上して、あまり前向きになれなかった魚座に朗報です。今月は複数の惑星が調和角を作り、何事にも前向きに取り組めます。魚座本来の感受性の豊かさや想像力が甦り、大きく羽ばたけそう。

このメッセージは、『人魚姫』や『マッチ売りの少女』など、だれもが子どもの頃に一度は読んだことがある童話の作者、アンデルセンが残した名言です。

アンデルセンのすごさは、その空想豊かな物語が、民間伝承などではなくすべてがオリジナル作品だということ。その創作の源泉には「旅」があったのではと思わせる一言です。

「旅と学び」は今月の大きなテーマです。自宅と仕事場の往復に終始するのではなく、どこか広い世界に飛び出す。その先で見聞きしたものや出会った人などが、あなたの人生を豊かにしてくれるでしょう。

海外にも縁があるとき。週末、気軽に韓国や台湾などに出かけるのもおすすめです。グルメと買物以外に現地で何かを学べれば尚よし。博物館巡りやお料理教室、伝統工芸体験などに参加してみるのも楽しいものです。

また今月は現在の仕事で新しいことに挑戦してもいいし、専門職をめざして勉強を始めるのも賛成。またインバウンド花盛りの日本です。旅行者を迎える際に役に立つ、新しい仕事やシステムなどを考案してみては。

敵に回したくないのは……

月末は仕事が多忙に。権力を持つ人を敵に回さないように気をつけましょう。

また健康面が少々不安定なので、体調管理に気を配って師走を迎えましょう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の魚座を運行するのは11月1日（土）～11月3日（月）明けてすぐ、11月28日（金）夜明け前～11月30日（日）午前中まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳やカレンダーアプリのその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

★月をあなたの味方に変えるカレンダー『ムーンカレンダー2026』が好評発売中！

★行動する最適な日がわかるムーンダイアリー「MOON BOOK 2025」が好評発売中！

文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE