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「20回観ても足りない」「15回は観た」“桁違いのリピーター”相次いだ異例作…「全人類みるべき」“驚異の支持”を得る至高映画

  • 2026.2.6

映画には、喜びや悲しみ、怒り、そして切なさといった、自分でも制御できないほどの心のざわめきを与える作品が数多く公開されています。登場人物たちの葛藤や激情を通じて、観る者の感情を激しく揺さぶり、深い余韻を残す物語。今回は、そんな“感情の揺れを味わう名作映画”5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、2025年公開の映画『ひゃくえむ。』(ポニーキャニオン、アスミック・エース)をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“感情の揺れを味わう名作映画”『ひゃくえむ。』

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※Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名(配給):アニメ『ひゃくえむ。』(ポニーキャニオン、アスミック・エース)
  • 公開日:2025年9月19日

あらすじ

魚豊さんの同名漫画を原作に、監督:岩井澤健治さん、脚本:むとうやすゆきさん、アニメーション制作:ロックンロール・マウンテンらでアニメ映画化。

生まれつき足が速く、友達も居場所も当たり前のように手に入れてきたトガシ(CV:松坂桃李)は、つらい現実を忘れるためにがむしゃらに走り続けていた転校生・小宮(CV:染谷将太)と出会います。

トガシは小宮に速く走るための技術を教え、2人は放課後の練習を通じて絆を深めていきます。やがて小宮は走ることにのめり込み、貪欲に記録を追い求めるようになります。こうして2人は、たった100メートルの直線コースを通じ、ライバルであり親友とも呼べる特別な関係を築いていきました。

それから数年後。天才ランナーとして名を馳せるようになったトガシでしたが、常に勝ち続けなければならないという恐怖に怯える日々を送っていました。そんな彼の前に、かつての親友であり、今やトップランナーの1人となった小宮が姿を現します―。

映画『ひゃくえむ。』の見どころ ※ネタバレあり

魚豊さんのデビュー作を岩井澤健治監督が映像化した映画『ひゃくえむ。』は、100m走という刹那の勝負にすべてを懸ける人間たちの魂の叫びを描き、観客に凄まじいカタルシスをもたらしています。才能と努力、勝利と敗北の狭間でもがき苦しむ主人公たちの姿が痛いほどに美しく描かれているのが特徴的な本作。SNSでは「映画を見終わっても涙が止まらない」といった抑えきれない感動を伝える声や、作品が放つ圧倒的な熱量に「あまりに良過ぎて見終わってしばらく呆然」と、放心状態になるほどの衝撃を受けたというコメントが寄せられています。

そんな本作は、地面を蹴る音や息遣いまでがリアルに響く音響設計が見事に融合し、わずか十数秒の世界を永遠のように感じさせる濃密な映像体験が見どころ。その没入感は凄まじく、SNSでは「全人類みるべき」「冗談抜きで人生イチ面白い」などの声が上がっています。また、一度では受け止めきれないほどの熱量に魅了され「20回観ても足りない」「15回は観た」といった桁違いのリピーターが相次ぎ、観る者の心を熱く焦がす傑作として絶賛されています。

岩井澤健治監督の代名詞「ロトスコープ」が光る!疾走感あふれる映像表現

映画『ひゃくえむ。』では、「ロトスコープ」という100年以上前に発明された伝統的な手法が用いられているのが特徴です。モデルとなる動きを実写で撮影し、それをトレースしてアニメ化するこのスタイルは、岩井澤健治監督の代名詞。実写の持つリアリティとアニメーションの自由さを融合させることで、100m走という一瞬に懸ける人間たちの躍動を、かつてないダイナミズムで描き出しました。しかし、前例のない“陸上競技×ロトスコープ”という組み合わせに対し、岩井澤監督はアニメやマンガの情報サイト“アニメ!アニメ!”でのインタビューで次のような本音を明かしました。

ロトスコープは実写とアニメのハイブリッドであり、縦横無尽なアクションや大きめな日常芝居で映えますが、陸上競技×ロトスコープの具体例が過去になかったため、ロトスコープがハマるのか不安はありました出典:『「チ。」魚豊の原点「ひゃくえむ。」ロトスコープメイキング映像が公開!“リアル”を追求した制作の舞台裏とは』アニメ!アニメ! 2025年9月2日配信

“陸上競技×ロトスコープ”に対し、監督は不安があったそうですが、スクリーンに映し出された映像は不安をかき消すほどの圧巻の仕上がりとなりました。SNSでは「ロトスコープがめちゃくちゃに活きていた」「独特の映像表現は必見」といった声が相次ぎ、その生々しいまでの疾走感が観客を魅了しています。

本作は2025年12月31日よりNetflixにて世界独占配信中です。まだ本作を観たことがない方、また本記事を読んで興味を持っていただけた方は、ぜひこの機会に、劇場、またはNetflixで視聴してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です