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「気づかなかった」「泣ける」火10ドラマ“細部で魅せる演出”にSNS騒然…視聴者も注目の“仕掛け”とは?

  • 2025.11.10

11月4日に放送されたTBS系の10月期ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第5話がSNSで大きな話題となっています。勝男とその兄・鷹広の感動的なやり取りや、鮎美とミナトの衝撃的な会話もさることながら、ドラマのセットを使った"細部で魅せる演出"に注目が集まっているようです。果たして、どんな演出だったのでしょうか…?

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2025年撮影。中山競馬場最終レース後のスペシャルトークショーに登場した竹内涼真(C)SANKEI

“男らしさ”の呪縛に囚われた兄に鶏天を作る勝男…『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第5話

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は、谷口菜津子先生の同名漫画を原作としたドラマ。“恋人ファースト”なあまり自分を見失ってしまった鮎美(夏帆さん)と、時代遅れの亭主関白思考から抜け出せない勝男(竹内涼真さん)が恋をやり直す過程を描いたロマンス・コメディです。

11月4日に放送された第5話では、勝男の兄・海老原鷹広(塚本高史さん)が仕事で東京にやって来た時の様子が描かれました。仕事や家庭の問題を抱えつつも「男らしさ」の呪縛に囚われ弱音を吐けない鷹広を見て、勝男は兄の好物である鶏天を手作りしようと考えます。

しかし、レシピを見ながら作ってもなかなか美味しい鶏天に仕上がりません。困った勝男はスーパーでばったり出会った鮎美に思い切って相談。一緒に料理をしながら、鶏天づくりのコツを教わります。

後輩たちの助けもあり、なんとか時間内に鶏天を完成させた勝男は、空港で兄にそれを手渡します。そして、勇気を出し「俺は兄さんが心配なんだ。だから、1人で悩まれてるのは寂しい。兄さんが苦しんでるの、俺は悲しい」と自分の思いを伝えるのでした。泣きながら自分を心配する弟に心を動かされた鷹広は、家に帰ってから妻に自分の悩みを打ち明ける決意をします。

対する鮎美も、ミナト(青木柚さん)に「前に付き合っていた人たちと会うのはやめてほしい」と自分の気持ちを伝えることに成功しました。鮎美の気持ちを尊重してくれたミナトでしたが、その後鮎美が発した「結婚」という言葉に一瞬考え込むような顔をします。そして、その夜「別れよう」と切り出したのでした。

「すごい工夫」「泣ける」"細部で魅せる演出"に感動!

以前は「男らしさ」という呪縛に囚われ、誰かに頼ることも泣くこともできなかった勝男が、後輩たちや鮎美の助けを借りて鶏天を仕上げ、兄を泣きながら心配する姿に多くの視聴者が感動。

「素直さがいい」「見ながら泣きそうになる」「カッコよくなってきた」「愛おしい」「上手すぎる」など、SNSには勝男役・竹内涼真さんへの称賛が相次ぎました。

また、今回同じくらい視聴者の注目を集めたのが、このドラマの"細部で魅せる演出"です。『じゃあ、あんたが作ってみろよ』には料理をするシーンが多いため、勝男の家のキッチンが頻繁に映し出されます。

そのキッチンが、1話から5話の間に少しずつ変化しているのです。たとえば、1話では乱雑に散らかっていたキッチンが、少しずつ整理整頓され、5話ではなんと「スーパーのビニール袋を丁寧に折り畳んでストック」するまでに…。この「勝男の成長が感じられる素晴らしい演出」に気づいた視聴者がSNSで変化したポイントを互いにシェアすることで、「気づかなかった!」「細かい…!」「泣ける」「素晴らしい」「すごい工夫」と大いに盛り上がりました。

第6話は11月11日22時放送予定!

11月11日に放送される第6話では、ミナトに別れを切り出された鮎美が一人暮らしを始め、婚活パーティーに参加する様子が描かれるようです。対する勝男は、椿(中条あやみさん)に誘われたホームパーティーに向けて小籠包を自作するようですが…また一波乱ありそうですね!

美術を担当するキャストさんが丹精込めて作り上げた背景も、どうぞお見逃しなく!


※記事は執筆時点の情報です