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大河ドラマ“名俳優”が考案した『まさかの企画』が爆発的拡散→「天才的アイデア」SNS騒然のワケ

  • 2025.11.24

俳優の松山ケンイチさんがX(旧Twitter)で提案した企画「誰も傷つけない悪口選手権」が、投稿直後から驚くほどの広がりを見せています。誹謗中傷が絶えないSNSの空気に一石を投じるかのような遊び心と、思わず笑ってしまうユーモアが多くの人を巻き込み、「天才的な企画」「さすがです」と共感の声が相次いでいます。

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2024年撮影。ローソンのキャンペーン「今年はヤバすぎ!盛りすぎチャレンジ」の開催記念イベントに出席した松山ケンイチ(C)SANKEI

松山ケンイチが仕掛けた“やさしい悪口”という挑戦

松山さんは、「SNSにはきつい言葉が溢れている。どうせなら誰も傷つかない悪口を考えてみませんか?」という投稿からこの企画をスタートさせました。投稿には、実在する人物を連想させないこと、属性への揶揄を避けること、過度な下品さを含まないことという三つのルールが示されており、誰もが安心して参加できる内容になっています。最初に松山さん自身が放った“お手本”が「存在がポン酢」という絶妙な表現で、これが瞬く間に拡散されました。この一言によって「これとても難しい」と頭を抱えながらも、挑戦するユーザーが一気に増えたのです。

続々と寄せられるユニークな投稿と温かな参加ムード

「誰も傷つけない悪口選手権」には、さまざまな作品が続々と投稿されています。中には「悪口言ったことないから難しい」という声もありますが、むしろその性格の良さがにじみ出るような投稿が多く、参加者たちの“優しい創作合戦”になっているのが印象的です。企画のアイデアそのものが「めっちゃ面白いアイデアですね!」と称賛され、楽しみながら参加する空気が自然と広がっていきました。

背景にある“法律の役柄経験”が企画の説得力を後押し

松山さんは近年、法律の専門家を演じる作品に多く出演してきました。NHK連続テレビ小説『虎に翼』では最高裁判所長官となる裁判官を演じ、2025年1月のドラマ『クジャクのダンス、誰が見た?』では弁護士役を務めています。さらに、2026年1月スタートのNHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』ではASDとADHDの特性を抱える裁判官役で主演を務める予定で、法を扱う人間を徹底的に掘り下げてきた俳優だからこそ、今回の企画に対しても強い説得力が生まれているのです。

SNSに“やさしさ”と“遊び心”を持ち込んだ松山ケンイチの発想力

「誰も傷つけない悪口選手権」は、誹謗中傷が絶えないSNSに対して、ユーモアという形で問題提起を行った新しい取り組みです。「なかなか思い浮かばない」といった戸惑いの声もありますが、それすらも微笑ましく感じられるほど、参加者の雰囲気は穏やかで温かいものになっています。ネガティブさが蔓延しがちなSNSに、小さな光のような明るさをもたらした松山ケンイチさんの発想力。今後発表される“優秀作品”にも注目が集まっており、このムーブメントはまだまだ続いていきそうです。


※記事は執筆時点の情報です