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究極の定番アウター、トレンチコートを今着るなら?最適解6選

  • 2025.10.30
Getty Images

ミラノが華やかさの都であるなら、パリは自然体の洗練を象徴する街。そんな雰囲気を演出するうえで、トレンチコートほど信頼できるアウターはない。2025-26年秋冬パリ・ファッションウィークの会場の外では、モダンなシングルブレストから、風雨を防ぐクラシックなストームフラップデザインまで、さまざまなトレンチコートの着こなしが目立っていた。

多用途に対応できるトレンチコートは、特にこの時期に欠かせない存在。重ね着しても軽やかで、急な風雨に耐え、カジュアルな装いにきちんと感をプラスしてくれる。もしまだ手に入れていないなら、投資する価値のあるアイテムだ。

「カルバン・クライン」2025-26秋冬コレクションより LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

そのデザインの起源は1820年代にまでさかのぼるが、時代を超えて愛され続けており、デザイナーたちにより毎シーズン新たな形に再解釈されている。2025-26年秋冬コレクションでは例えば、「カルバン・クライン」はシャープなエッジを効かせた、ブランドらしいミニマルなタイプを発表。いっぽう「バルマン」は、大きなポケットに膨らんだ袖、オーバーサイズのラペルが特徴のレザーのビッグシルエットタイプを提案している。

ここでは、どんなスタイルにも合うトレンチコートの、今季おすすめのインスピレーションをお届け。

1. とことんベーシックに

Daniel Zuchnik / Getty Images

王道のトレンチコートは、上質なニットや仕立ての良いパンツ、ローファーといったベーシックアイテムと相性抜群。定番として長い間愛され続けているのには、確かな理由があるのだ。

2. シングルブレスト×個性派アイテム

Daniel Zuchnik / Getty Images

シンプルなトレンチコートは、いわば無地のキャンバスのようなもの。個性的なアイテムをより引き立ててくれたりもする。このルックでは、プリント×プリントの組み合わせに鮮やかなスカートを取り入れているが、もう少し控えめにしたい場合は、同系色のニュートラルカラーでまとめた異素材のアイテムを合わせるのもおすすめ。

3. オーバーサイズ×肩かけニット

Daniel Zuchnik / Getty Images

今シーズン、ニットは腰に巻いたり肩にかけたりと、普通にまとう以外にもあらゆるスタイルで役に立ってくれる。写真のように、ゆったりしたトレンチコートの上からサッと襟元にかければ、洗練されたアクセントを加えつつ、気温が下がったときの防寒対策にもなってくれる。

4. モノトーン

Raimonda Kulikauskiene / Getty Images

トレンチコートといえばベージュやカーキが定番だが、同じくらい万能なのがブラック。写真のように、白のキャミソールや黒のパンツ、さらに小物もモノトーンでまとめると、シックな雰囲気を演出できる。

5. ソックス×ヒールでフェミニンに

Edward Berthelot / Getty Images

トレンチコートが昼から夜まで活躍できることは、ご存じのとおり。カジュアルになりがちなトレンチに、チャンキーなヒールと上質なウールのソックスを合わせて、秋らしくエレガントなルックを完成させてみて。

6. クロップド丈×フレアスカート

Jeremy Moeller / Getty Images

ウエスト丈やヒップ丈のクロップドトレンチはこのところ存在感を増しているが、どう着こなすのが正解だろう? フレアスカートにレディなパンプス、そこにオーバーサイズのサングラスをプラスすると、シンプルながらツイストを感じさせる装いになる。

Translation: Ai Ono From ELLE UK

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