【2025年秋冬コート】押さえておきたいトレンドキーワード5

暦のうえでは、冬の始まりを示す「立冬」は11月7日。だが実際のところ、すでに冬を感じる寒さの日も……！急いで秋冬用のコートを準備しなくては、と思っている人も少なくないはず。

そこで、2025-26年秋冬コレクションのランウェイで披露されたコート＆ジャケットのなかから、この秋冬を暖かく快適に、そしてファッショナブルに過ごすための5つのトレンドをご紹介。新たな一着に投資しようと考えている人も、最新のルックをチェックしておきたいという人も、ぜひ参考にしてみて！

From COSMOPOLITAN UK

今シーズン、コートを新調しようと思っている人に特におすすめしたいのが、くるぶし丈のロングコート。「アクネストゥディオズ」から「カルバン・クライン」、「プラダ」、「シモーネロシャ」まで、数々のブランドがあらゆるカラーと素材のロングコートを発表している。

写真：「キャロリーナヘレラ」2025-26年秋冬コレクション

写真：「マックスマーラ」2025-26年秋冬コレクション

写真：「シモーネロシャ」2025-26年秋冬コレクション

2025-26年秋冬コレクションのランウェイでは、カジュアルなボンバーからクラシカルなバイカーまで、さまざまなシルエットのレザージャケットが数多く登場した。なかでも特に目を引いたのは、ロング丈のレザーコートだ。

写真：「クロエ」2025-26年秋冬コレクション

「クロエ」や「ステラマッカートニー」、「トリーバーチ」などのブランドは、光沢のあるレザーでつくられた、膝下からふくらはぎ丈のトレンチコートを発表。

写真：「トリーバーチ」2025-26年秋冬コレクション

「コーチ」や「サンローラン」、「ルイ・ヴィトン」、「アクネストゥディオズ」は、シングルブレストのボタン留めのコートを披露している。

写真：「アクネストゥディオズ」2025-26年秋冬コレクション

2021年頃から人気が再燃している、スカーフとコートを掛け合わせたスカーフコート。

今季は、襟元にスカーフが縫い付けられた「バーバリー」のものから、ケープにインスパイアされたコクーンシルエットが特徴の「カルバン・クライン」のものまで、NY、ロンドン、ミラノ、パリのファッションウィークすべてにおいて、ランウェイの主役だったといえそう。

写真：「バーバリー」2025-26年秋冬コレクション

写真：「カルバン・クライン」2025-26年秋冬コレクション

暖かさを追求するなら、ダウンジャケットも候補に入れてみて。「バレンシアガ」や「サカイ」、「セシリーバンセン」、「ラコステ」、「ディースクエアード」、「ヴィクター＆ロルフ」といったブランドが、新たなデザインを発表している。

写真：「バレンシアガ」2025-26年秋冬コレクション

タイヤメーカー「ミシュラン」のキャラクター、ミシュランマンのようなボリューム感がある今季のダウンジャケットは、ウエストを絞るタイプからロング丈まで、バリエーションに富んでいるのが特徴。

写真：「セシリーバンセン」2025-26年秋冬コレクション

写真：「ラコステ」2025-26年秋冬コレクション

2025-26年秋冬コレクションのショーでひときわ目を引いたのは、フェイクファーのコート。「グッチ」や「クロエ」、「フェンディ」をはじめとするブランドが、フェイクファー素材を使っている。

写真：「エリーサーブ」2025-26年秋冬コレクション

ロング丈を選べば、今シーズンのトレンドを2つ同時に取り入れることが可能に。もちろん、短めの丈でも十分トレンドを意識したスタイルに。

色はブラウンのほか、カーキやオリーブグリーンが注目を浴びている。

写真：「ステラマッカートニー」2025-26年秋冬コレクション

写真：「グッチ」2025-26年秋冬コレクション