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保護者「背中しか見えない…」運動会当日の“席配置”に物議、一方で「来賓の功績を考えれば当然」の声も

  • 2025.12.2
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※GoogleGeminiにて作成(イメージ)

子どもの運動会や音楽会は、保護者にとって我が子の成長した姿が見られる大切なイベント。カメラを手に、我が子の一生懸命な姿を残したいと考える親御さんも多いでしょう。しかし、当日の席の配置によっては、不満や戸惑いが生まれることもあるようです。

SNSではしばしば「保護者席の前に来賓席があると子どもが見えにくい」「保護者より前に来賓席があるのはモヤモヤする」という声があがっています。

実際に、運動会や音楽会では来賓席が前方に設けられていることも珍しくなく、「子どもを一番近くで見たいのは保護者なのに」「来賓席はもっと後ろでもいいのでは」といった不満の声も少なくありません。

一方で、「来賓の方々の功績を考えれば、来賓席が前方に設けられるのは当然」という意見もあるようです。

「子どもの発表会などでの来賓席の設置」について、世の中の人はどのように考えているのでしょうか。SNSの声を中心にご紹介します。

来賓席は前ではなくてよいと思う

「PTAで運動会後にアンケートを取ったら、来賓席についてのクレームが複数あった」という声もあり、来賓席の位置に不満を感じる保護者は少なくないようです。

  • 保護者よりも来賓の方が見やすい位置にあるのは不思議だし不満。
  • 何で来賓より保護者が後ろなのか理解できない。
  • 子どもたちを見たいのは保護者ではないのか。
  • 来賓は正面から見えるのに、保護者は子どもの背中からしか見えない位置にずっとモヤモヤしている。

また、来賓の立場から見ても「必ずしも前方である必要はないのでは?」という意見が寄せられています。

  • 来賓の人も仕方なく来ている感じがする。
  • よく知らない子どもの発表を見てもおもしろくないのでは?

来賓席の配置にはまだ改善の余地があると感じている人が多いようです。

来賓席を設けることは必要

一方で、来賓の方に良い席を用意するのは当然だと考える人も少なくありません。

  • 来賓の方は、日頃から子どもたちのために何かしら尽力してくださっている。
  • 来賓の方の多くは、日々の地域活動に尽力されているので、敬意として席を設けることは当然。
  • 来賓席に座る方たちの功績を知ってほしい。
  • 来賓席を後ろのほうにするのは失礼。

来賓席に座る人たちは、地域の活動に関わっていたり、学校運営を支えていたりと、子どもたちの環境づくりに関係している立場の方々です。こうした方々に感謝や敬意を伝える意味では、来賓席の設置は必要だと考える人も多いようです。

また、「来賓の方も優遇してくれとは思っていないと思う」という意見もありました。

来賓の方からは

さらに、来賓として呼ばれたことのある人も、「来賓席」についてさまざまな思いがあるようです。

  • 来賓席に座って思ったのは「保護者の方たちよりも特等席で見る申し訳なさ」でした。
  • 来賓席に座るのは気が引けるので、保護者席の方で見るようにしています。
  • 来賓席の位置をずらすなど、保護者が見やすいように優先してほしい。

来賓としての立場であっても席の配置に悩む人が少なくないことがうかがえます。

「いろいろな背景を知って、お互いに感謝の気持ちを持てるといいですね」という声もあり、保護者も来賓も互いの気持ちや立場を尊重しながら、よりよい環境で子どもたちの発表を見守ることが大切ではないでしょうか。

席の配置をめぐる複雑な思い

今回は、「子どもの発表会などでの来賓席の位置」について、世間の声を紹介しました。

保護者からは「前方の席が来賓で埋まってしまうと、我が子の姿が見えにくい」といった戸惑いや不満の声が寄せられる一方で、来賓として参加した人からも「特等席で見るのは申し訳なく感じる」という複雑な思いが見られました。

また、地域の活動や学校運営に関わる来賓の方々に敬意と感謝を示すための席であるという意見もあり、席の配置についてはさまざまな視点があることがわかります。

子どもの発表会は、多くの人が関わり、支え合って成り立っている行事だからこそ、立場の違いによる感じ方の差が生まれやすいのかもしれません。だからこそ、お互いの背景や思いを知り、気持ちよく参加できるような工夫が必要なのではないでしょうか。


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