1. トップ
  2. 「前の観客のツバでよく見えなかった」ライブ参戦のマナーが話題「キャップ込みでのファッション」

「前の観客のツバでよく見えなかった」ライブ参戦のマナーが話題「キャップ込みでのファッション」

  • 2025.12.6
undefined
出典:PhotoAC ※画像はイメージです

好きなアーティストのライブには、とっておきのオシャレをして参加したいという方もいるかもしれません。その気持ちはとてもよくわかりますが…身に着けるもの次第では、周囲の人々に迷惑を与える可能性があるようです。

SNSでしばしば「スタンディングのライブで、前の人がツバ付きの帽子をかぶっていてよく見えなかった」「前の人がニット帽をかぶったままで視界が遮られた」といった声が上がっています。

野外のフェスなどでは、熱中症対策や防寒のために帽子をかぶるケースも多いですが、室内のライブハウスやコンサート会場では帽子は外してほしいとの声があるようです。

そこで今回は、帽子をかぶったまま屋内のライブを観ることはあるか否かについて、調査してみました。

帽子をかぶったままライブを観ることはある?ない?

全国の18歳以上の男女300名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです!

undefined
出典:TRILL調べ
  • 「帽子をかぶったままなことがある」86票
  • 「ない」214票

今回は、「帽子をかぶったままライブを観ることはない」が多数を占める結果となりました。

寄せられた意見の一部をピックアップしてご紹介します。

「帽子をかぶったままなことがある」と回答した方の意見

ファッションの一環だから

キャップやニット帽込みでコーディネートを完成させているので、外さずに楽しむことがあります。帽子で少し見えづらくなっている場合もありますが、ライブの雰囲気を楽しむことを優先しています。
(50代男性・会社員・愛知県)
キャップ込みで自分のファッションが出来上がるので、その完成した状態のままライブを楽しみたい。
(20代女性・会社員・山口県)

紛失したら困るから

わざわざ脱いだりして、どこかで落としてしまったりすると面倒だから。
(20代男性・学生)
以前、ニット帽を外してライブを観戦した事がありましたが、ライブ後は、案の定、置き忘れて紛失した経験があるので被ったままです。
(50歳男性・公務員・京都府)

迷惑になると思っていないから

頭にフィットしたニット帽ではそのまま参戦したことがあります。頭の形に沿った帽子なので、後ろの人や周りの人に迷惑にならないと思ったので。
(40代女性・会社員・関西地方)
特に周りに迷惑をかけていると思わなかったから。
(40代男性・事務職・東京都)

薄毛が気になるので

薄毛が気になってきて髪型が上手く決まらないので帽子を被ったままのことがあります。とくに一回被ると脱いだときにペタッとなったまま戻らないので被り続けるというわけです。
(40代男性・フリーランス・東京都)
ハゲているので外に出る時は必ず帽子を被っているのでライブハウスでも取ることはない。
(40代男性・会社員・近畿地方)

身長が低いので邪魔にならないと思い

身長が低いこともあり、帽子をしたままでも誰かの視界の邪魔になると思わないので。
(30代女性・主婦・近畿地方)

照明が眩しい

ステージ上からの照明がまぶしいのを帽子で視界を狭めることで軽減させているから。
(40代男性・自営業・関東地方)

「ない」と回答した方の意見

後ろの人の迷惑になるから

そんなに邪魔にならないようでも、角度によっては邪魔になることもあるから。
(30代男性・会社員・北海道)
帽子のツバが自分でも邪魔だし、ライブ中に興奮して飛び跳ねたりして落としても面倒だし、周りの人の視界を遮って迷惑にもなるから。
(40代女性・会社員・東京都)

視界が遮られるから

キャップを被ってると演出などが見にくくなるので、外します。
(30代女性・会社員・関東)
後ろの席の人が見えづらくなるのと、帽子が邪魔で、ライブを楽しめないから。
(20代男性・会社員・滋賀県)

室内では外すのがマナーだから

礼儀として室内では脱帽するべきだと思う。また周りの人への配慮としても脱帽が適切かと思う。
(20代女性・パート・愛知県)
室内だとマナー違反になる。それに頭が蒸れて嫌なので、基本的に外を歩く以外でかぶることはしない。周囲にとって邪魔にもなるから。
(30代男性・会社員・岡山県)

アーティストに失礼だと思うから

帽子を被ったままだと後ろの人が見えないかもしれないし、アーティストにも失礼だと思うから
(20代女性・神奈川県)
キャップを被ったままライブに参加するとアーティストに対して失礼な気がしてしまうから。
(30代男性・会社員・群馬県)

「ご配慮願います」注意を呼び掛けているアーティストも

アーティスト側から、ライブ中の帽子の着用マナーについてアナウンスをしているケースもあります。

ゴールデンボンバーは公式Webサイトで、「ゴールデンボンバー(バンド)ライブのマナー」を公開。

その中で、帽子についても言及しています。「後ろのお客様の視界を遮るような帽子 / 被り物 / 髪型 / うちわやタオルを掲げる等の行為は避け、後ろのお客様まで見えやすいようご配慮願います」と説明。記載の内容を守らない場合、係員から声を掛けた上で退場を促す可能性があるとしています。

また、UVERworldはオフィシャルサイトで、「ライブハウスマナーについて」を公開。服装などについての項目で、「帽子は脱ぐようにおこころがけ下さい」と求めています。

周囲の人に配慮した行動を

「帽子をかぶったままなことがある」と回答した方からは、ファッションの一環のため外したくないという意見が最も多く寄せられました。「ない」と回答した方からは、周囲の人々の迷惑になる可能性があるという意見が多く寄せられました。

一方で、コメントにもあったように「照明がまぶしすぎる」と感じる方もいます。サングラスだと上からの光を遮ることができないといった理由で、ツバのあるキャップをかぶるケースもあります。また、治療のため脱毛している・手術の痕があるなど、頭部を帽子などで隠しておきたいという方もいるでしょう。

「キャップもニット帽も後ろの人の視界を遮っている可能性があること」、また「やむを得ない事情で帽子を着用している人がいること」を知っておくと、より快適な時間を過ごせるかもしれません。


参考:
ゴールデンボンバー(バンド)ライブのマナー(ゴールデンボンバー オフィシャルサイト)
ライブハウスマナーについて(UVERworld オフィシャルサイト)


※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/11/20〜2025/11/21
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300