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【其処退け】なんて読む?『俳句』好きなら一発でわかるはず!?【読めそうで読めない漢字クイズ】

  • 2025.10.28

今回の読めそうで読めない漢字クイズのお題は「其処退け」。漢字が3つ並んでいるだけで読みづらく感じてしまいますが、俳句好きの方ならよく知っているフレーズかも?!ぜひチャレンジしてみてください!

【其処退け】なんて読む?

「其処退け」とは、『(あっちへ行けの意味から)それよりもはるかにすぐれていること。その道で知れわたった者をしのぐこと』という意味の言葉です。

名詞などに付いて、それをしのぐほど立派であるという表現に使われます。実は、誰もが一度は聞いたことのある、ある俳句に同じ言葉が使われています。

「雀の子」から始まる小林一茶の有名な俳句の、「中七」部分。お馬が通るから…?

【其処退け】の読み方の正解は…

=「そこのけ」でした!

「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」という句は、雀の子を子供に例え、大名行列(馬)が「そこを退け」と人払いしたのを柔らかく表現したと言われています。別の解釈では『自らを非力な雀に見立て、権力者(馬)との対比をユーモラスに詠んだ句』なんだそうですよ。

まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)、精選版 日本国語大辞典

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