多彩なワークショップやカフェも注目！「ふくおか伝統工芸 びびび！展」（大丸福岡天神店）

知れば知るほど、魅力にハマる！

あらためて注目を集める福岡の「伝統工芸品」が、『大丸福岡天神店』に集結します。

【2025年10月29日（水）～11月3日（月・祝）】大丸福岡天神店で開催「ふくおか伝統工芸 びびび！展」

2025年10月29日（水）～11月3日（月・祝）、『大丸福岡天神店』の本館8階催場で初開催される『ふくおか伝統工芸 びびび！展』 。

福岡県が誇る経済産業大臣指定伝統的工芸品である「博多織」「博多人形」「久留米絣」「小石原焼」「上野焼」「八女福島仏壇」「八女提灯」の職人と作品が一堂に集結。各工芸品の産地が開催する13種類のワークショップも楽しめます。

さらに、福岡の人気店『パティスリールイ』の吉村類氏が手掛けるスイーツを、上野焼・小石原焼の器で味わえる限定カフェも登場しますよ。

作品を見て「び！」。実際に触れて「びび！」。職人と話して「びびび！」。アタマではなくココロに電気が走るような出会いがある6日間です。

びびび！な注目商品

「博多織」「博多人形」「久留米絣」「小石原焼」「上野焼」「八女福島仏壇」「八女提灯」の7品目から、48事業者の商品が並びます。

会場には職人が常駐。「なぜこの技法にこだわるのか」、「どんな想いで作ったのか」、「あなたの暮らしにどう寄り添えるか」など、職人自身の言葉でしか伝えられない工芸品の“生きた物語”に、ぜひこの機会に触れてください。

CO.COON「Ori-マカロン イヤリング・ピアス」

博多織ブランド「CO.COON」から登場する、手織りの博多織と天然石を組み合わせた『ori－マカロン イヤリング・ピアス』（11,000円）。絹糸が重なり生まれる独特の柄や色合いは一点ごとに異なる表情を見せ、身に着ける人を凛と引き立てます。

西村織物「ストール」

創業165年、博多織最古の織元「西村織物」が手掛ける、最高級シルクをアップサイクルして生まれた『ストール』（27,500円）。世界最高品質ブラジル産の生糸を活かし、ニットメーカーとの協業で実現した光沢と柔らかな肌ざわりが特長。

上鶴窯「3WAY蓋物」

小石原焼「上鶴窯」が手掛ける、蓋物・お皿・取り鉢として使える万能な『3WAY蓋物』（4,000円）。飛び鉋などの伝統技法を活かしつつ、現代的なデザインと軽やかさを両立。料理を美しく引き立ててくれます。電子レンジ、食洗機、オーブンにも対応。

庚申窯「36010カフェオレカップ」

上野焼「庚申窯」が独自開発した釉薬「36010」を使用した『36010カフェオレカップ』（3,850円〜）。土の風合いを大切にしながら、少しアンティークのような雰囲気を持たせたデザインが魅力です。

伊藤権次郎商店「REAL OBONe」

1815年創業、九州最古の提灯屋「伊藤権次郎商店」の8代目・伊藤博紀氏が代表を務めるクリエイティブ・ユニット『CRAFCULT（クラフカルト）』が新解釈した盆提灯『REAL OBONe』（19,800円）。骸骨が踊るPOPなデザインは、インテリアとしてもおしゃれ。

会期通して13種類！毎日「ワークショップ」開催

会場では、伝統工芸の作り手体験ができる13種類のワークショップを開催（下記は一部をピックアップして紹介）。

初心者でも気軽に参加できる内容から、本格的な技術を学べるものまで、豊富なラインナップ。子どもと一緒に参加するのも楽しそうですよ。

すべて、当日会場で先着順で予約受付です。ワークショップの詳細は大丸福岡天神店HPで確認を。

久留米絣「卓上手織り機のコースター作り」

久留米絣の製造で実際に使われる絣糸を使って、卓上手織り機でオリジナルのコースターを製作。

開催日時：10月29日（水）～11月3日（月・祝）各日 10：00～16：30
料金：3,300円
所要時間：1時間程度
講師：ひろかわ新編集
※作品は当日持ち帰れます

小石原焼「絵付け体験」

小石原焼の15センチのお皿に、陶器用クレヨンを使って自由に絵を描きます。初心者でも気軽に、世界に一つだけのオリジナル作品が作れますよ。

開催日時：10月29日（水）～11月3日（月・祝）各日10：00～／11：00～／14：00～／15：00～／16：00～
料金：2,500円
所要時間：30分程度
講師：小石原焼陶器協同組合
※会期終了後1カ月半程度でのお届け。
※数量限定、無くなりしだい終了。

上野焼「ろくろ体験」

初心者でも楽しめる本格的な陶芸体験！ 電動ろくろを使って茶碗、湯呑、珈琲カップのいずれかを制作できます。

開催日時：10月29日（水）～11月3日（月・祝）各日10：00～17：00（最終日は16：00）
料金：3,300円
所要時間：30分程度
講師：酒井俊雄氏（昇龍窯）
※会期終了後1カ月半程度でのお届け。

八女堤灯「手持ち提灯・だるまさん・cocolan絵付け体験」

八女提灯に自由に絵付けし、自分だけのオリジナル提灯を制作できます。

開催日時：10月29日（水）～10月31日（金）各日10：00～17：00（最終日は16：00）
料金：手持ち提灯3,300円／だるまさん4,400円／cocolan 11,000円
所要時間：1時間程度
講師：増永葵氏（シラキ工芸）、ほか1名
※作品は当日持ち帰れます。

県産食材を使用した極上スイーツが楽しめる！「パティスリールイ」×小石原焼・上野焼のコラボカフェ

会場には、福岡を代表する人気店『パティスリールイ』（春日市）のパティシエ吉村類氏が手掛ける6種のスイーツを、小石原焼・上野焼の器で味わえるカフェが登場。

まず、上野焼の「庚申窯」（髙鶴裕太氏）・「渡窯」（渡仁氏）・「光修窯」（熊谷光修氏）、小石原焼の「原彦窯」（梶原大祐氏）、「上鶴窯」（和田祐一郎氏）、「髙取焼宗家」（髙取七絵氏）の6つから1つお気に入りをセレクト。その次にスイーツを選ぶ流れです。

スイーツは、今が旬のかき「秋王」や、みかん「北原早生」、八女茶、八女栗などの県産食材を使用。パティシエの感性が光る味わいはもちろん、器と組み合わせることで完成する芸術的な見た目も注目。このイベントだけの、特別な一品です。

「秋を抱きしめた クルスタッド」（1,540円）×「上鶴窯」の器

かき「秋王」と八女栗を薄いパイ生地に詰めて、香ばしく焼き上げてあります。熱々のパイにミルクジェラートが徐々に溶けていくことで、食感と味わいが変化していくのも魅力。

「秋をとじこめた モンブラン」（1,540円）×「光修窯」の器

栗を茹で、苦みと香りの最高バランスを引き出した瞬間、泡に閉じ込めて……。八女栗とみかん「北原早生」を掛け合わせたクリームは、これまで知らなかったおいしさ！ バリバリ食感のパイとの組み合わせもたまりません。

7つの伝統工芸品をあしらったカフェの装飾にも注目を。

同時開催「第49回福岡県伝統的工芸品展」

2025年10月29日（水）～11月3日（月・祝）の10：00～19：00（最終日は18：00閉場）、大丸福岡天神店 本館6階イベントスペースで『第49回福岡県伝統的工芸品展』も同時開催（写真は昨年の様子）。

伝統的工芸品展コンクール出展作品（計66点）の展示・販売が行われますよ。

ここで紹介したのはほんの一部。

ぜひ会場に出かけて、福岡の伝統工芸品の魅力を再発見してください。（文／ARNE編集部）

＜「ふくおか伝統工芸 びびび！展」概要＞
会期：2025年10月29日（水）～11月3日（月・祝）
時間：10：00～18：00（最終日17：00閉場、カフェは閉場30分前ラストオーダー）
会場：大丸福岡天神店 本館8階催場
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