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素材もフォルムもよくて長く愛せる!40代ファッション編集者が激推しの【カオス】の秋冬名品3選

  • 2025.10.22

オトナミューズ本誌ではおなじみのブランド【Chaos/カオス】、表参道の路面店やNEWoManの素敵なショップが気になっていた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか? このカオス、素材もフォルムも他では見つからないオリジナリティあふれるアイテムの宝庫。そのため、一度ハマるとリピートする方が非常に多く、いわゆる【カオス沼】にハマる方が続出しているのです。しかも沼に拍車をかけるように、発売後即完売なんてことも少なくない幻のアイテムも毎シーズン登場します。今回はそんな【カオス】で何度もリピート発売されている、秋冬の超名品をご紹介します!

担当編集も数色保有!これがないと秋冬は越えられない[シルクリブシリーズ]

18Gシルクリブニットクルーネック¥33,000、タートルネックタイプ¥35,200

もう1アイテム目から早速最高!こちらはシルク素材で薄手のハイゲージリブニット。程よいツヤがあり、なんとも上品。そこらへんのリブニットとは一線を画します。クルーネックタイプはサドルショルダーで肩まわりのアタリを優しくしていて、袖山中心、脇にライン状の組織変化がデザインポイントになっています。
 
冬になってもしっかりしたアウターを着れば、室内はこれくらいの厚さのトップスで十分だったりしませんか? モコモコのセーターは可愛いけど、結局着る機会が少なかったりして、筆者の真冬のヘビロテ1位は一昨年も昨年もこのシルクリブニットだったりします。厚さの程よさに加え、着るだけでなんか素敵に見える気がして、つい手が伸びるんですよね。

カラバリも年々新色が加わり豊富になっていくので、買い足し買い足しで、気が付けば4枚ほど手元にありました。デニムのようなカジュアルなボトムでも、キレイなコーディネートに見せてくれるし、スラックスにはもちろん相性抜群ですし、これが合わないものってないんじゃないかなっていうくらい優秀です。
 
細身なタイトシルエットなので、その点だけは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、チクチクもせず、気持ちよくフィットしてくれ、着心地は抜群。シルク独特の「きしみ」を感じるのも、着ていてムレずに清涼感があって好きなポイントです。しかも、ホームクリーニングできるのも嬉しい。ちょっとお値段しますが、ケアして着れば数年は持ちますよ! とにかく1枚、試してほしい名品です。

大人が街でキレイに着られるボアアウターって実は貴重![ウールボアブルゾン]

ウールボアブルゾン¥96,800
カラー展開/ブラック、ライトグレー、キャラメル

このボアの最大の特徴は、素材がポリエステルではなくウール100%ということ。そのためかなりカジュアルなビッグシルエットにもかかわらず、絶対的な“品”があるんです。だから、大人が街中で着ていても、ラフになりすぎず洒落見えする。と聞くと、俄然物欲が高まりませんか? そうなんです、大人心を妙にくすぐられるコートなんです。
サイズ感はオーバーサイズに作られているので、気になる腰まわりもしっかりカバー。贅沢にもパイル部分にまで、ウール100%が使用されていて、しっかりと密度のあるボアに空気を沢山含んで保温性があり暖かく、肌触りがとっても柔らかいんです。ポリエステルのものと比較すると重量感はそれなりにありますが、それでも暖かさは段違い。
 
しかも、ウールならではのニュアンスのあるカラー展開が素敵なんですよね。少しカジュアルなアウターが欲しいなとお探しの方はぜひこちら、店頭で試着してみていただきたい名品です。毎冬新色が出ていて、今年はブラック、ライトグレー、キャラメルの3色が新色だそう。どれも可愛くて迷いますね!

一度着ると病みつきになるラクさとシルエット美♡[バランサーシリーズ]

バランサールームジャケット¥74,800、バランサールームパンツ¥46,200

【カオス】といえば、忘れてはならないのがセットアップ。この季節に欠かせないシエラウールやレニーリバーのシリーズも最高なので、チェックしていただきたいのですが(特にシエラウールのニットパンツは超絶ラクな履き心地なのに、美脚シルエット。しかも生地の表面が極めてスムースでニットのラフさがないので、どこにでも履いていける万能な1本です)、今回取り上げるのはバランサーシリーズです。
このバランサーシリーズは、ウール素材のフランネルを圧縮したフラノ素材のように見えるのですが、縦糸にナイロンを成型し、緯(たて)糸にウールを編み込んだ布帛とニットを融合させた特殊な編み機で作成した素材でできていて、ナチュラルな伸縮性があり、軽量でシワになりにくいのが大きな特徴です。ジャージのような着心地で、着ていてノーストレス。めっちゃラク(笑)。こんなに美しいセットアップなのにきゅうくつさがないって信じられないと思いますが……信じてください! 袖を通すとびっくりするはず。
 
ジャケットは、一枚仕立てのさらっと羽織れるダブルのオーバージャケット。パンツは2タック入りのややワイド目で、ストレートシルエット。ウエストの後ろ部分にはゴムが入っているので、座ったりしゃがんだりしても背中側が気になりません。まるでスウェットパンツを着用しているかのような錯覚におちいるほどのラクさです。移動時も快適に過ごせるので、出張などにもオススメですよ。

今季のバランサーシリーズはアイボリーとチャコールの2色展開。ジャケットとパンツの他に、こちらで着用しているスキッパータイプのプルオーバーもあります。バランサールームプルオーバー¥45,100

オトナミューズ編集部がオススメする【カオス】の冬の名品3選いかがでしたでしょうか。プライスゾーンがやや高めかもしれませんが、その分素材にこだわっていて、そのうえアイテム自体にもオリジナリティがありトレンドに左右されにくいので、長く愛用できます。
 
筆者の【カオス】コレクションももう数年経っているものも多数ありますが、今年も活躍させる予定です。プチプラの服の楽しさももちろんありますが、いいものを大切に着ていくことに最近より豊かさを感じます。気になるアイテムが見つかった方はお早めにショップやサイトをチェックしてみてくださいね。

otona MUSE K

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