台湾発干支占い【寅（とら）年】「10/21～11/19」の全体運・仕事運・財運　油断大敵。クールな人付き合いが◎

台湾で大人気の文鳥占い（鳥卦）に、東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を組み合わせた、悟明老師によるオリジナル占い。全体運、仕事運、財運をお届け！

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寅（とら）年

10月21日（火）～11月19日（水）の全体運・仕事運

信頼していた相手からの裏切りに注意したいとき。これからのひと月は、身内に足元をすくわれる運気にあるようです。もともと寅年さんは、人を信じやすく、情にもろいところがあり、つけ込まれやすい傾向があるよう。親しい間柄であったり、気を許した相手であっても、今しばらくは、少しクールになったほうがいいかもしれません。

また、相手が誰であれ、軽い気持ちで人に任せたことが裏目に出やすいときでもあるようです。人に何かを依頼する際は、各プロセスでの細かな確認やチェックを怠らないこと。見落としや油断は、のちの大きな後悔につながりかねません。念には念を入れて対応することで損失を防ぎ、自分を守るようにしてください。

仕事面では、控えめな姿勢が開運の鍵となるとき。目立った行動や過度な自己主張は、思わぬ反感や誤解を招く恐れがあります。というのも、同僚との間には“表立たない火種”がくすぶっている可能性あり。何より大切なのは“和をもって貴しとなす”姿勢。調和を保つことを最優先課題とし、争いを避けることが肝要です。

しかし、運気が低調というわけではありません。静かに、しかし確実に努力を積み重ねていけば、昇給や昇進といった形で運が巡ってくる兆しがあります。

時間に余裕があるなら、専門性を高める学習やスキルアップに投資するのがおすすめ。この時期の努力が、今後の評価や待遇改善につながる可能性大。外へのアピールよりも、自分の内側を磨くことに力を注いでみてください。

※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。

寅（とら）年

10月21日（火）～11月19日（水）の財運・開運行動

財運面では、“内部からの損失”の暗示あり。例えば、信頼していた誰かに貸したお金が戻ってこなかったり、軽い気持ちで買ったものが全く役に立たないといった事態が起きやすいときです。そうした無駄な支出、価値のない買い物を避けるべく、お金のかけどころをしっかり見極めたいひと月です。

投資に関しては、仮想通過など、実体のないものへの関与は避けるのが賢明。金に代表される実物資産をはじめ、耐久性のある生活用品、実用的なツール、あるいはスキルアップのための学習教材など、価値のあるものを手元に残す意識を持ってください。節約よりも、お金のかけどころを見極めることが、この時期の財運を安定させる鍵に。

開運行動は、袋状のお守りを身につけること。気になっている寺社があれば、この機会に参拝して、今の願いごとにあったお守りを授かってきてください。

この時期、相性がいいのは、午（うま）、戌（いぬ）年の人。

距離を置いたほうがいいのは、巳（へび）、申（さる）年の人。

吉方位は北と東。避けたほうがいいのは、南と西。

ラッキーカラーは、赤とグレー。避けたほうがいいのは、黒と緑色。

寅（とら）年・基本性格

自信に満ちた言動、溌剌としたキャラクターで、パワフルな存在感を放つ人。

情熱的な性格で、抱く夢は大きく大胆。無謀すぎるとたしなめられたとしても、あふれんばかりの開拓精神で勇ましく行動し、実現にこぎつけていくでしょう。

基本的に欲望に忠実で、一度決めたことはやり抜く強さを持ちますが、少々頑固で、人の意見に耳を貸さない面も。そのため、知り合って間もない人からは、手強い人物だと誤解されがちです。

でも、本当のあなたは、人一倍正義感が強く、困っている人を放っておけないタイプ。

気前がよくて親分肌。精神的にも物理的にも、持てる力の出し惜しみをしない人です。

悟明老師（ウーミン ラオシー）

「玄元閣命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は30年超。台北市の饒河街夜市（饒河街220號の前）での“鳥掛”と呼ばれる鳥占いで人気を博す。現在、夜市では、鳥占いと同じ中華タロットを使った“神人占い”で鑑定中。

文＝鷹見紗和子
イラスト＝さじきまい