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疲労感に生理周期の短縮「もしかして更年期?」不安で検査を受けた43歳が聞いた診断とは

  • 2025.10.23

だるさ、疲労感、イライラ、食欲不振……の症状が続き、気付けば生理周期も28日から24日に早まり気味。プレ更年期(更年期の入り口のような時期)かもしれないという不安から、更年期検査を受けてきました。果たして結果は……。

まだ更年期ではない!?

更年期検査を受けて2週間後、再びクリニックへ。完全予約制なので待ち時間ゼロで、診察室へ通されると先生が満面の笑みを浮かべ…… 「女性ホルモンはまったく減ってませんね、まだまだ更年期ではないですよ」と。

渡された「総合検査報告書」で先生が説明してくれた数値は次の3つでした。

LH(黄体形成ホルモン):排卵を促し、排卵後、黄体を刺激してプロゲステロン(黄体ホルモン/女性ホルモンの一つ。月経周期における子宮内膜の変化に関わっている)の分泌を促進する働きがある。

FSH(卵胞刺激ホルモン):卵子の元となる卵胞を刺激し、卵子を発育させる。また、エストロゲン(卵胞ホルモン/女性ホルモンの一つ。更年期以降で分泌が低下する。身体の健康維持に重要な働きをするため、低下すると骨粗しょう症や脂質異常症などのリスクが高まる)の分泌を促す働きがある。

エストラジオール:エストロゲンの1種。血液中のエストロゲンの主成分。

そして私のこの3つの数値は…

※以下の基準値は、検査機関が提示する参考値です。

*LH:4.99mlU/ml(閉経後は5.72~64.31と高くなりますが、私は低めで問題なし)

*FSH:4.54mlU/ml(閉経期では40以上に上昇するとされますが、私はかなり低く、正常値内でした)

*エストラジオール:151pg/ml(閉経後は39以下になりますが、私はしっかり分泌されていて問題なし)

ということで数値的にまったく問題ない結果に。

数値的に問題がないとわかっただけでも気持ちがスッキリ。「まだ更年期ではない」とわかったものの、疑問が残るのはここ数カ月の不調と生理周期が早くなっていること。この症状について先生は、ホルモンバランスが乱れているかもしれないので、ピルを飲むことでホルモンを調整することができるというアドバイスをくれました。

43歳、初めてのピル

先生から「ホルモンバランスを整えるためにピルでの調整も一つの方法」と勧められ、だるさやイライラ、疲労感を改善したい気持ちから服用を始めることにしました。体調は大きく変わらず、まずは順調に続けられています。飲み忘れが心配でしたが、朝食後に歯磨きとセットで飲む習慣にしたことで、今のところ忘れることはありません。

正直、これまでは「ピル=避妊薬」というイメージが強かったのですが、実際には子宮内膜症の症状緩和やPMS(月経前症候群)の改善など、女性の健康をサポートする目的でも広く使われていることを今回初めて知りました。まずは数カ月続けてみて、様子を見ながら今後の治療方針を先生と相談していきたいと思います。

更年期に備えてかかりつけ医を持つ

ちなみに2回目の診察代は、1カ月分のピル代も含めて3,160円。これで体の不調が改善されるなら決して高くないかなと思います。3回目の診察では、ピル処方後の体調の変化について報告しました。これを機会に、いずれやってくる更年期への備えとして、かかりつけ医として通院しようかと思います。

まとめ

更年期検査はホルモンの状態が数値で表されるので、自分の体の状態が今どの状態にいるのかわかります。「もしかして更年期かも……」と思ってモヤモヤしていた私は検査を受けて、数値に異常がなかったのでスッキリしました。

今回の不調は、更年期ではなくPMS(月経前症候群)の可能性が高いと考えられるとのことでした。そのため、ホルモンバランスを整える方法の一つとしてピルを活用し、様子を見ていくことにしました。今後やってくる更年期の備えとして、定期的に婦人科に通院しようと思います。

【天神先生からのアドバイス】

閉経の診断は1年間月経がないことと、血中のエストロゲン(E2)が20pg/dl以下でかつ卵胞刺激ホルモン(FSH)が40mlU/ml以上の条件を満たしたときと婦人科ガイドラインに書かれています。月経前だけに調子が不良なら、むしろPMS(月経前症候群)みたいですね。更年期症状は月経に関係なく現れてきます。PMSと更年期症状とのきちんとした鑑別が必要だと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:茂原 好子/40代・編集者。2児の母。出版社勤務を経て、出産を機に看護師資格を取得。病院に勤務したのち、看護師編集者に。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 三鷹レディースクリニック院長 天神尚子 先生

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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