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目指せミニマル生活! “モノをため込みやすい”ママへのアドバイス

  • 2016.5.27
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【ママからのご相談】

昨今話題のミニマル生活に憧れますが、子どもがいるとなかなか難しいものです。雑誌などを見ていると、子どもがいてもオシャレで片付いたお宅をよく見ますが、みなさんは日常的にどんな工夫をしているのか、気になります。

●A. 分別する力をつけましょう!

こんにちは。ライターのNANARUKAです。

断捨離やミニマルといった“持たない暮らし”がトレンドとなって久しく、筆者も自分なりの持たない暮らしを実践中です(とはいっても結構持ってしまっていますが……)。

モノを減らして感じるのは、「数が少なければ管理もラク!」ということ。家族のあれこれを担うママにとってはとても好都合なんです。

どうしたって毎日時間に追われてしまうからこそ、日々の暮らしはシンプルに。それが片付けや整理整頓も簡単にしてくれます。

そこで今回はミニマルな暮らしに向けて、お子さんをお持ちのママさんがまず手を着けやすいアイテムを挙げてみました。

さらに、モノをため込みやすいママさんへ、片付け上手な先輩ママさんからのアドバイスも盛り込みました。

●衣類

『もったいないからといってため込んでいる場所と時間がもったいないです 。誰かに譲ったところで、そのお宅で有効活用してもらえるかは定かではありませんし、今それを捨ててしまえば、空いた場所に今から他のモノをしまえますよ』(2歳女の子・4歳男の子のママ)

『中古品に関しては、譲る相手と連絡を取り合ったり売る先へ出向いたり、そんな労力を考えたらさっさと手放すのが最善策。一瞬でも心の中で「もういらないかな」と思ったら、それは捨てるべきモノです。案外直感は当たっていますよ』(5歳女の子・8歳女の子のママ)

『長期に渡ってモヤモヤしているくらいなら、今すぐその場からなくしましょう。その服を着た子どもの写真が残っていればそれで十分。手放したあとの開放感、病みつきになるはず!』(1歳男の子・3歳男の子・5歳女の子のママ)

思い出をため込みやすい子ども服 には特に執着を持たないように、日頃から心を訓練しておきましょう。

どうしても捨てられない性分のママさんはリサイクルショップを利用するのも手ですが、使用感をしっかり吟味して季節に合ったアイテムを持ち込まないと、ほとんど受け取ってもらえなかったということもなりかねません。

運搬の手間や仕分けの労力に見合った値がつくか、今一度よく考え、あまりに状態の悪いものは潔く処分しましょう。

●子ども・赤ちゃん専用食器&カトラリー

『キャラものが苦手だし、プラスチック製品は汚れが落ちにくいので、子どもの食器はすべて大人と同じものを使わせています。その方が収納時の手間も減ってラクですよ』(3歳男の子・5歳女の子のママ)

『色とりどりのメラミン製食器を木製のお皿やカトラリーに一新してみましょう。目に入る色を減らすことで心も落ち着くはずです』(2歳女の子のママ)

『最近のお食事グッズはアイデア満載で目を引きますが、実はどれも短期間で役目を終えてしまうものがほとんどで、たいていは大人もので代用すれば乗り切れます。離乳食グッズや赤ちゃん食器類は小さくて洗うのが大変なこともあって第一子以降出番なし。日々成長していく子どもに本当に必要なものはほんのひと握りです 』(0歳女の子・2歳女の子・5歳男の子のママ)

子ども専用の食器やカトラリーはカラフルな色味のものが多く、インテリアの邪魔をすると考えているママさんも多数。それに、こまごました子ども用のテーブルグッズは収納場所も選ばなくてはなりませんよね。

でも、実はたいていが代用できるものばかりではないでしょうか。ビニール製のお食事マットを布ナフキンに代えれば使用後は洗濯機に放り込むだけだし、子どものための食器は大人でも使える木製を選べばOK。

ありとあらゆる育児グッズがあふれる中、本当に必要なモノは何なのか を見極める冷静さをもち、お店で購入を迷った際は、それを使い、しまい、管理することをシミュレーションしてから決断しましょう。

●本・絵本

『多くの作品に触れさせたいなら図書館通い がおすすめです。近所の本屋とは比べものにならない数の本に触れることができるし、隠れた名作に出会えるワクワク感もあります。家にはプレゼントされた本が数冊あるだけ』(3歳女の子・6歳男の子のママ)

『近くの図書館はDVDやCD、紙芝居のほか、大人の雑誌も豊富なので、親子で月に何度も利用しています。子どもは家にある本よりも図書館で見つけた本の方がじっくり読んでくれるので、わが家の本棚は小さいもの1個だけで済んでいます』(5歳女の子のママ)

『新品の絵本はとても高いので、興味を持ってくれなかったときのことを考えるととても買えません。その代わり古本屋やリサイクルショップ にはちょくちょく足を運んで中古品を買い、時期が過ぎたらまた売ります。一定数を決めて買い換えれば、ムダに増えることもありませんよ』(2歳男の子・4歳男の子のママ)

子どもには多くの作品に触れてほしいと考えるものの、金額面、収納面を考えると次々と買えるものではないのが本ですよね。

本類が増えれば本棚が必要になってきますし、一般的評価の高い作品を買ってあげたところで、わが子が気に入るとは限りません。「せっかく買ってあげたんだから読みなさい!」 なんて無理な押しつけをしてしまったこと、1度や2度はありませんか?

それでも本とのふれ合いを大切にしているママさんは、図書館、古本屋を大いに活用しているようです。

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いかがでしたか?

まずは要不要を吟味し、分別する力を身につけましょう。そして最小限のもので日々を送り、増えたらその分処分する、という増やさないサイクルを確立できれば、生活はだいぶスマートになるのではないでしょうか。

ただし、無理してストレスをためてしまっては意味がありません。自分のペースで楽しみながら、というところがポイントですね。

このコラムで身も心も軽くなるお手伝いができたなら幸いです。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

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