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30㎝の隙間で始める!極小スペースでの【バラ】ガーデニング術

  • 2025.10.18

30㎝の隙間で始める!極小スペースでの【バラ】ガーデニング術

バラは広い庭でのびのびと育てるべきと思っている方は多いと思います。もちろんその通りですが、狭い場所、いえ数10㎝の隙間でも工夫次第でバラを育てることは可能です。無理だとあきらめていたスペースをバラで彩ってみませんか。

30㎝四方のスペースを見つけよう

バラは日照が十分で、風通しがよく、栄養分の豊富な土壌でよく育ちます。
株間を十分にとって植えれば病気にもかかりにくく、広い場所に植えるにこしたことはありません。

しかし、上の条件を厳密にチェックしてみるとどうしても必要なのは日照で、風通しは外気に面していればなんとかなりますし、土壌は古い土を掘り捨ててよい培養土を入れてやればいいだけのことです。

また、これまでの記事の中で何度も、バラは鉢植えでも十分にきれいな花を咲かせることをお伝えしてきました。
成木になっても鉢のサイズは8号鉢程度でOKですから、30㎝ほどのスペースがあれば問題がないといえます。

たとえば家の前の道路際に幅と奥行きが30㎝以上のスペースはありませんか?
向きは東南と南がベストですが東や南西でも育ちますし、黒星病への耐性のある花付きのよい品種であれば北東でもなんとか大丈夫です。

こうしたスペースが見つかったら、建物の壁を背景にし、レンガブロックなどを積み重ねて深さ最低30㎝ほどのレイズドベッド(植えマス)を作りましょう。

レイズドベッドの深さはバランスを考えて決めますが、深くなるほど培養土が多く必要になります。
深すぎる場合は下にレンガなどを隙間ができるように交互に組み入れてスペースを埋めてから、赤玉土の中粒とバラ専用培養土を入れるとよいでしょう。

レイズドベッドのレンガはモルタルで固定すれば道路側に崩れる心配はありません。
固定しない場合は低めに作り、道路から奥まったラインに積み上げるようにします。

バラは樹形と伸長のタイプを見極めて

植えるバラは株立ちのブッシュローズであれば、枝が上に伸びる直立性を選びます。
シュラブローズは枝が四方に広がりがちなので道路側に伸びすぎる心配があります。

大きすぎて極小スペースには不向きと思われるつる性のバラですが、背後の壁を手掛かりとして枝を伸ばしてやるとよい具合に収まって素敵なシーンを作ります。

壁には目立たないようにビスを打込み、壁を傷つけたくない場合は外壁に貼れるフックなどを用いて、伸びてくる枝を這わせましょう。

つるバラはランブラー系などの長く伸びる種類ではなく、ショートクライマーと呼ばれるバラが適しています。
また、シュラブローズもつるバラのように枝を伸ばして這わせるとボリュームを抑えられます。

株間の余裕をもって植え込む

狭いレイズドベッドにバラを何株植えるかは重要なポイントです。
最低限の幅30㎝であれば1株ですが、幅60㎝であってもバラの株間を30~40㎝とることを考えると中央に1株植えるのがよいでしょう。

奥行きが深ければ2株を前後斜めに配置すると自然に見えます。
また、幅1mほどであればコンパクトなバラを2株、幅1.5mあれば3株を並べて植えることは可能です。

バラはコレクション心をくすぐる植物であるため、初心者の方ほどたくさん植えたくなってしまうものですが、生長すると枝葉が混み合ってきて病気の原因にもなり、見た目もすっきりしないものです。

株数を抑え、その分つる性バラを取り入れて開花のボリュームを増やしたら、株元はミニバラや草花でカバーするようにプランニングしてみましょう。

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