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パリス・ジャクソン、父マイケルの遺産から約6,500万ドルを受け取っていた

  • 2025.10.17
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マイケル・ジャクソンの遺産管理団体マイケル・ジャクソンエステートが支払った、62万5000ドルの弁護士報酬に異議を申し立てたパリス・ジャクソン。遺産管理団体が、パリスはマイケルの遺産から約6,500万ドルもの利益を受け取っていると指摘し、弁護士費用の正当性を主張した。

彼らは10月14日(以下、現地時間)に裁判所に提出した文書で、先の裁判官の言葉を引用し、「管理・執行者の事業判断により、“負債と継続的な債務履行義務で始まった遺産” が、“2億ドル規模の遺産へと変貌し”、今や“今日の音楽業界における一大勢力にして原動力となった”」と主張。「彼女ほど大きな利益を受け取った人はほとんどいない」と述べ、「もし遺言執行人が、従来通りの遺産相続手続きに従っていたら、申立人はこれほどの利益を受けとることはできなかっただろう」と訴えた。

People』によると、パリスは2025年6月、2018年に遺産管理団体から法律事務所3社に対し、詳しい説明もなく「未請求時間」として支払われた62万5000ドルの報酬は、実質的に「すでに十分な報酬を得ている弁護士」に対する「贅沢な謝礼」であるとして、裁判所に異議を申し立てた。すでに2社は「割増金」を受け取っており、「裁判所の承認が得られるまで、弁護士費用は一部のみ支払いを認めるとする裁判所の命令」に違反していると主張。

これに対し、遺産管理団体は、該当する法律事務所は「EMI投資による2億8,700万ドル超の収益を含む、遺産管理団体にとって前例のない成果を達成する上で、彼らを援助、支援し、非常に重要な役割を果たした」と反論した。関係者によると、ジャクソンエルテートは2012年にEMIの株式10%を5万ドルで購入し、2018年に3億ドル近くで売却したという。遺産管理団体は、弁護士への報酬は「時間給制では適切に評価できず、公正な報酬を支払うことができない」とし、売却益を得た2018年の6か月間の報酬として法律事務所3社に62万5000ドル支払う旨を裁判所に申請したそうだ。

『PEOPLE』によると、裁判所は2010年に管理・執行者が裁判所の事前承認を得ずに弁護士費用を支払うことを認める命令を出しており、これが争点となるものとみられる。なお、2009年に心臓発作により亡くなったマイケルは、当時65人以上の債権者に対し、合計5億ドル以上の負債があったとされる。彼の死後、負債は遺産管理団体へと移り、パリスと弟のプリンスとビギが受益者となった。

Text: Tae Terai

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