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イタリアママ流! 出産後の「おなか周りの浮き輪」解消方法

  • 2016.5.27
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「出産後のイベントで、まず最初にゆううつになったのは、子どもを連れて海にいくことだった」と経産婦のみなさんからよく聞くことがあります。

© sborisov - Fotolia.com

一昨年に出産した知人は「新しい水着を試着したとき、自分のおなか周りのダルダルっぷりに我ながら悲しくなった」そう。結局水着を新調するのはやめて、Tシャツとショートパンツで海辺の一日を過ごしたといいます。

体形など気にせずに夏を全力で楽しむイタリア人の姿をよく目にしていたせいか、彼女の話を聞いたときは意外でした。そうならないよう努力したママのみなさんは、パンツ姿がものすごくカッコ良かったりして、どうせなら私もああいう風になりたい…と思ったものです。

ここでは、そんな彼女たちが実践した「おなか周りの浮き輪」解消方法についてご紹介します。

1.片方だけ底上げしたスニーカーでウォーキング

知人女性が30代後半で二人目の子どもを出産したとき、最も困ったのは、おなか周りのハミ肉でした。上の子を妊娠したときは20代後半で、妊娠後すぐに体形が戻ったため、今回も要領は同じ…と思っていたとか。

しかし「出産後は、妊娠前の服をまた着るつもりだったのに、体形が戻らなくて入らなかったの」と思わぬ誤算があったといいます。

運動のために時間を割くことが難しかった彼女は、スニーカーのかかとを片方だけ底上げして歩くことを考えつきました。「ハリウッド女優が、靴の片方だけ底上げして歩いているのをテレビで見たの。エクササイズになるかなと思って」と、底上げしたスニーカーを日常的に履くよう心がけました。足腰を痛めないように、3時間おきに右左を入れかえるよう彼女なりの工夫もしたそう。

少し足元が不安定になるため、腰をまわして歩くようになった結果「妊娠前のデニムが少しゆるいくらいになって、下半身が引きしまった」と効果を実感したといいます。

2.少し小さめサイズのデニムで腹筋強化

出産の半年後、友人の結婚式に招待された知人女性は「持っていたドレスのシルエットを確かめたくて着てみたら、おなか周りが目立ちすぎてムリだった」と、思っていたより体形が変わっていることに気づかされたといいます。

「結婚式まで4ヶ月ちょっとしかなかったから、とにかく食事の管理と運動を心がけた」彼女ですが、肝心のおなかと腰周りは、なかなかサイズダウンしませんでした。

それを解決するきっかけとなったのが、妹との買い物でした。デニムのパンツを試着した妹が「おなかを引っこませないと入らない」とサイズが合わないことをボヤいたそうで、「それを聞いたときにピンときた」彼女。

彼女もデニムを試着し、腹筋を使えばなんとかはけるサイズのデニムをあえて買いました。仕事のとき以外はこのデニムをはき、つねに腹筋しているような状態をつくったそう。

「最初の1週間は筋肉痛が続いたわ。寝るときのおなかの解放感といったらなかったけど、おかげでうっすら腹筋に割れ目ができる程度にきたえられた」と、目でわかる程度のサイズダウンに成功しました。目標達成し、結婚式当日にドレスをすっきり着こなした彼女ですが、運動不足解消のため、いまでも週に1、2回程度デニムをはいているそうです。

彼女たちのひとりが「ありのままの自分を受けいれることも大事だけど、それだといつまでたってもなりたい自分にはなれない」とつぶやいていて、筆者もハッとさせられたものです。

ママライフをさらに楽しめるよう、できる範囲で美のモチベーションを上げるのも悪いことではなさそうです。

(金丸 標)

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