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「あ、また聞かれた…」次男の相談なのに、なぜか長男の発達について質問される。その理由にハッとして<学校に行きたくない>

  • 2025.10.19

ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してすぐ登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりはあったものの、発達検査では特に診断名はつきませんでした。
2学期になると登校しぶりはさらに悪化。大学病院や教育センターなど複数の機関を訪ねても、具体的な解決には至りませんでした。1年生の終わりには、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と話してくれたまっちくん。ねこじまさんは、自分たちのやり方で進もうと決意します。

しかし、まっちくんは2年生になって間もなく、授業中に鉛筆を噛んだり、部屋の床に「やすみたい」と書いたりするように。さらに宿題が難しくなり、かんしゃくを起こすことも。担任の先生と相談した結果、宿題の量を調節してもらえることになり、無理なく取り組める工夫を重ねながら、まっちくんも少しずつ前に進みます。

また、友だちや先生との関わりの中で見せる“外で頑張る姿”を親が認めてあげることも、大切な支えに。運動会では「みんなで頑張るから絆が生まれる。だから、初めて学校が楽しみだと思えた」と気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。

ねこじまさんは、そんなまっちくんの言葉に感動し、今まで心配しすぎていたのかもしれないと反省するのでした。

そんな中、あることがきっかけで、まっちくんの発達について深く考えることになり……。

ある質問が気になって…

次男の3歳児健診と療育センターでの面談。その両方で、まっちくんの発達について同じような質問をされたことが、心に引っかかったねこじまさん。

以前の発達検査では「異常なし」とされていたものの、日常生活の中で感じる小さな違和感や突発的なかんしゃくなど、成長とともに気になる点が増えていました。「反抗期」とひとくくりにできないまっちくんの様子に向き合い、ねこじまさんは改めて受診を決意したのでした。

まっちくんへの接し方に悩みながらも、専門家のアドバイスを手がかりに相談を重ねていくねこじまさん。親としての直感を大切にしながら少しずつ前に進むその姿勢に、「今の姿を正しく知ること」が子どもに寄り添う第一歩なのだと気づかされますね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:マンガ家・イラストレーター ねこじま いもみ

ベビーカレンダー編集部

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