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【MLB】山本由伸、111球3安打1失点“鮮やか”メジャー初完投「締めくくるつもりで投げた」 初回に先頭打者弾浴びるも……7奪三振の快投劇

  • 2025.10.15
ドジャース・山本由伸(C)ロイター
SPREAD : ドジャース・山本由伸(C)ロイター

ドジャース山本由伸投手は14日(日本時間15日)、敵地でのブルワーズ戦に先発登板。9回111球を投げ切り、3安打1失点7奪三振の好投。メジャー初完投でリーグ優勝決定シリーズ第2戦の勝利投手となった。
初回の本塁打を除けば、危なげない投球でブルワーズ打線に付け入る隙を与えず。最後まで完全に封じ込めた。

■ドジャースが敵地で連勝スタート

ドジャース先勝で迎えた第2戦、先発マウンドに上がった山本は初回、先頭打者のジャクソン・チョーリオ外野手にいきなり被弾。初球のフォーシームを捉えられて出鼻を挫かれるも、後続は打ち取って1失点で滑り出した。
ドジャースは2回表に、テオスカー・ヘルナンデス外野手の本塁打とアンディ・パヘス外野手の適時打で逆転。山本は、2回裏から5回裏まで毎回走者を背負ったが崩れることはなく、初回の最少失点でリードを保った。
6回裏以降はさらに調子を上げ、7回裏、8回裏と三者凡退に。97球の時点で最終回のマウンドにも上がり、先頭のウィリアム・コントレラス捕手を中飛、クリスチャン・イエリッチ外野手を投ゴロと打ち取り、最後はアンドリュー・ボーン内野手から7個目の三振を奪って試合を締めくくった。

■「前回も悪くはなかった」

試合直後にNHKの中継インタビューに応じた山本は、「(試合を)締めくくるつもりで自信を持って投げました。初回は反省するところになりましたけど、結果的に勝てたので良かったと思います。(4回3失点だった)前回も感覚が悪いわけではなかったので、今日は自信を持ってマウンドに上がれた。(連勝で)勢いに乗っているし、このまま行きたいと思います」と話し、メジャー初の完投勝利に笑顔を見せた。
ドジャースは、先発の山本が9回111球3安打1失点7奪三振の好投。「1番DH」で先発出場した大谷翔平投手は、7回表に貴重な追加点となる適時打を放つなど5打数1安打1打点1盗塁の活躍。5-1でブルワーズに連勝し、明後日からは得意の本拠地で第3戦に臨む。

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