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金沢の老舗の味がアイスクリームに!10種以上の“ご当地フレーバー”がそろう「東山アイスもなか」

  • 2016.5.25
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金沢のひがし茶屋街にある「甘味カフェ 茶ゆ」は、抹茶や棒茶、醤油、甘酒など金沢東山と、能登の厳選素材を使ったアイスクリームを味わえる甘味処。ひがし茶屋街散策の合間に立ち寄って、ご当地アイスの食べ比べをしてみませんか?

金沢の人気スポットひがし茶屋街にある「甘味カフェ 茶ゆ」

ひがし茶屋街のメイン広場に面した場所にある「茶ゆ」は、1階はご当地素材を使ったアイスクリーム専門店、2階は落ち着いた和空間のカフェ。江戸時代から続いた銭湯「東湯(ひがしゆ)」の資材置き場を改装したお店です。銭湯にゆかりがあることから店名に「ゆ」と入っています。最近は気軽に入ることのできるカフェが増えたひがし茶屋街ですが、伝統あるこの界隈で「カフェ」と名のついたお店をオープンさせたのは「茶ゆ」が最初だったそうです。

地元の厳選素材を使った「東山アイスもなか」

「東山アイスもなか」(330円)は、能登の厳選した酪農家の生乳を使用して作られたオリジナルアイスクリームを使っています。フレーバーにも地元の厳選素材が使われているんですよ。

能登からは、珠洲で少量しか栽培されていない評判の大浜大豆を使った「珠洲大浜きなこ」や「珠洲天然しおマスカルポーネチーズ」など4種類。金沢東山からは、今でも界隈で引き売り販売をしている「高山豆腐店の豆腐」や、東山の老舗「高木糀商店の甘酒」「本江醸造のしょうゆ」など7種類がラインナップ。

老舗の味をアイスクリームにしようという大胆な発想に、伝統を重んじる東山の人たちはたいそう驚いたそうですが、店主の林さんの義父である東湯のご主人の口添えでなんとか老舗の人たちの協力を得ることに成功。ここにしかないご当地アイスクリームが誕生しました。

パリパリ食感が魅力。竹炭入りオリジナルもなか

変わらぬ佇まいを守り続けてきた東山のイメージを“黒”で表現したいと、竹炭入りのもなかを地元企業の「加賀種」で特注しています。割れやすくて開発に苦労したというほど、竹炭入りのもなかはパリッパリで、その食感が魅力。絶妙なアクセントとなりそれぞれのアイスの味をひきたてています。

出来たてを味わえる「金沢カレーぱん」

1階で販売しているもう一つの人気メニューは、「金沢カレーぱん」(350円)。バターチキンカレーと生地にも抹茶が入った「バターチキン×抹茶」、竹炭入りの生地でカレーもスパイシーな「ビーフ×黒こしょう」の2種類。注文を受けてから揚げるので、アツアツの出来たてをいただくことができます。

アイスクリームやカレーパンは1階の店内で食べることもできますが、ひがし茶屋街界隈は食べ歩きは禁止になっていますので、ゆっくりしたい方は2階のお座敷でいただくのもおすすめ。お抹茶やコーヒーなどのドリンクのほか、2階だけで注文することができる上生菓子や厳選素材の和スイーツもあるんですよ。

和の練り切りあんと洋のショコラのコラボ「東山あんトリュフ」

2階のお座敷だけでいただけるメニューのおすすめは、創作和菓子の「東山あんトリュフと抹茶生チョコアイス」(600円)です。両端は棒茶と抹茶を使った2種類の上生菓子の練り切りあんを、棒茶味、抹茶味のミルクショコラでコーティングしたトリュフチョコレート。お茶の香ばしい風味とあんやチョコレートの甘味が絶妙にマッチしています。中央は濃厚な抹茶チョコのアイスをさらに抹茶でコーティングしたアイスクリームで、ほどよい苦味がアイスクリームのおいしさを引き立てています。 とことん地元の素材にこだわったアイスクリームと和スイーツが楽しめる「茶ゆ」。“アイスクリームで東山の雰囲気を感じながら、石川のいろいろな味を知ってもらえるきっかけにもしてもらえたら”と店主の林さん。アイスクリームで食べた遠い能登の味に思いをはせたり、アイスクリームで知った実際の東山の老舗を訪れてみたりするのもいいですね。

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