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10人に1人が罹ってる!気づくと「爪水虫」になっているNG習慣3つ

  • 2016.5.25
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もうすぐ素足にサンダルが心地よい季節。そうなると気になるのが足元のケアですよね。

アラサー女性は、かかとのお手入れにネイルと身だしなみとしての足元ケアには余念がないはず。しかし実は、10人に1人という高確率で多くの人が“爪水虫”に罹患していることをご存知ですか?

そこで今回は、予防医療の専門家である筆者が、爪水虫を予防するポイントについてご紹介します。

 

■疲れがたまると「爪水虫」に?

爪水虫は白癬菌というカビの一種が爪の中に入り込み、爪の主成分であるケラチンというタンパク質を栄養源に繁殖することで起こります。

仕事で一日中ずっと靴を履いて足がむれた状態が続くこともあるかもしれませんが、そうすると高温多湿を好む白癬菌が繁殖しやすくなってしまいます。

症状は、はじめは爪が白っぽく変色し、そのまま放置すると爪が分厚くなり黄色っぽく変色します。重症化すると変形した爪が足の指に食い込み、痛みで歩くのも困難な状態にまで。

もちろん皮膚にも免疫機能があるので同じ環境下でも発症しない人もいますが、疲れがたまっていたりして免疫が低下すると発症しやすくなってしまうため要注意ですよ。

 

■爪水虫になりやすくなるNG習慣3つ

(1)足の指の間、爪の間まで洗えていない

白癬菌は皮膚に付着しても24時間は定着しないため、毎日の入浴時にしっかり洗えば流れてしまいます。

(2)ネイルを放置している

ネイルを塗っても爪が伸びて“爪とネイルの間に隙間が出来る”とそこから白癬菌が入り込んでしまいます。「そんなに目立たないから、大丈夫!」と油断せず、ネイルをするならこまめな手入れを心掛けましょう。

(3)お風呂に入る前に足ふきマットを踏む

バスマットの共有はオススメできません。なぜなら、せっかく自分が足の指までキレイに洗っても、お風呂上りバスマットに白癬菌がついていたら、そこで感染してしまうから。

たとえ一人暮らしでも、入浴前に汚れた足でバスマットを踏まないように注意することも大切です。

 

厳密にいうと、ボディソープなどの保湿性の高いものは足の指先には向かないので、その部分だけは固形石鹸を使った方がいいでしょう。

しかし、そこまで神経質にならなくとも、皮膚の免疫がさがらないよう、“疲れをためない”、“ストレスをためない生活を心掛ける”のが、色んな意味で体のためだといえるでしょう。

【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Nataliia Melnychuk / shutterstock

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