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安いから買ったのに…。捨てるとき「粗大ごみ」扱いでバカ高くついた100均アイテム3つ!

  • 2025.10.10

安くて便利なグッズがたくさん並んでいる100均。私もふだんからよく利用していますが、じつは安易に買わないようにしているものがあるんです。買いすぎると、あとあと後悔することになるかもしれません。今回は、整理収納アドバイザーの私が選ぶ、「買いすぎ注意な100均グッズ」を3つご紹介します。

1.つっぱり棒(長尺タイプ)

収納やカーテン代わりに便利なつっぱり棒。家中のいろんな場所に取り付けできるうえに、デッドスペースを収納場所として活用できる便利なアイテムです。

もちろん私もつっぱり棒収納を活用していますが、長さのあるタイプは買いすぎないように気を付けています。

その理由は、家庭ごみとして捨てられないから。自治体によってルールは異なりますが、一辺の長さが30cm〜40cmを超えると「粗大ごみ」扱いになり、捨てるのに費用がかかるんです。

100円で買ったつっぱり棒も、処分するときにお金がかかる可能性も。つっぱり棒は切断や解体も難しい場合が多いので、思った以上に捨てにくいアイテムです。

2.虫取り網

子どもが喜ぶ虫取り網。私は虫が苦手なので、家の中に虫が出現したときの捕獲用として、100均の虫取り網を備えておきました。

しかし、役に立ったのは一度だけ。家の中になぜか巨大なチョウチョが入ってきたときだけです。「あまり使わないな…」「置き場所に困るから手放そう」といざ捨てようと思ったら、持ち手が長く家庭ゴミに出せない…!

しかも、伸縮式はプラスチックを含めいろいろな素材が混在しているので、捨て方にも困りました。結果的に一生懸命バラして家庭ゴミに出しました。

買うのは一瞬だけど、捨てるのはかなりの手間…。分解できないと粗大ごみ扱いになってしまうので、「虫取り網は安易に買うもんじゃなかった」と反省しています。

3.大きめのプラスチックボックス

収納グッズの定番、大きなプラスチックボックス。100均でも見かけますが、容量が大きいタイプは処分時に注意が必要です。

自治体によっては一辺の長さが30cmを超えるものは粗大ごみ扱いに…。100均のプラスチック製品は長さが32cmのように、微妙にサイズオーバーするものも少なくありません。

サイズ次第では、買うとき以上に処分費用がかかります。プラスチックは切ったり割ったりして小さくするのも難しく、無理に砕くとケガをするおそれも。

100均でプラ収納を購入するときは、家庭ゴミとして捨てられる大きさ以内のものを選ぶことをおすすめします。

「安くて便利」に見える100均アイテムも、“その後どうやって処分するか”まで考えるのが賢い買い物のコツ。ゴミ出しルールは自治体によって異なりますので、買う前に「家庭ゴミで捨てられそうか」を確認しておくのも大事です。安いからといって安易な購入はせずに、捨てるときのことも考えると“買って後悔”は避けられますよ。

文/三木ちな●クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリストの資格をもつ。

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