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「添い寝」「添い乳」のリアルな実態 メリット、デメリットは?

  • 2016.5.25
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赤ちゃんが生まれたら一緒に寝た方がいいのか、ベビーベッドに寝かせた方がいいのか、悩みますよね。「うちは今のままでいいのかな?」なんて考える方も多いのではないでしょうか。

(c) JenkoAtaman - Fotolia.com

筆者宅には遊びたい盛りのワンコがおり、おなかがすくと突然暴れだすので、迷うことなくベビーベッドを購入。退院直後から夜は毎日ベビーベッドに寝かせていました。幸い嫌がることもなくすんなり寝てくれたので、このままずっとベビーベッドかな、と思っていたのです。

しかし、夜中に何度も起きる赤ちゃん。最初はママもがんばれるのですが、なんせ何度も起こされた後の朝方がつらい…。泣いているのはわかっているのに、起きたくても体を起こせず、赤ちゃんのもとへなかなか飛んでいけないことも…。そんな自分に罪悪感を覚え、涙したこともありました。

そこで、朝だけ隣に寝せてみたのが我が家の添い寝の始まりです。もちろんメリットもあればちょっとしたデメリットもありますので、添い寝を始めて気づいたことを紹介します。

■添い寝を始めてよかったこと

やはり、なんといっても泣き声にすぐ気づける点です。すぐぎゅっとしてあげればそのまま寝てくれることもあったりして、「ちょっと寂しかっただけなんだ〜」と、夜中に泣くのはおなかがすいたときだけじゃないことに気づかされました。

赤ちゃんを持ちあげたり、不用意に動かさなくてもいいので眠りの邪魔もしなくて済んだ気がします。

さらに、自分も横になりながらおっぱいをあげられるので体がとても楽です! 何度も起きあがらなくていいだけでこんなに楽だなんて! とまさに大発見。慣れると半分寝たままおっぱいをあげられたりして、授乳がつらくなくなりました。しかし、この点はミルク派のママには当てはまらないところではあります…。

他には、隣で寝ているとママの服や指を握ってきたりと、かわいい面も味わえるのが魅力です。そんなことされると、疲れも吹っ飛んじゃいますよね!

■しかし、もちろん問題点も…

3〜4ヶ月頃になると、寝返りできなくても手足を使って「こんなに動けるんだ!」とビックリするほど器用に移動し始めます。

おかげで場所をどんどん取られてママの寝床が狭くなりがちに。切ないです。

さらに移動力がついてくると、いつの間にか逆さまに寝ていることも! 結果、朝方にあばらや顔面を蹴られて起こされることもしばしば。みなさん、赤ちゃんのキック力をなめてはいけません。

まして睡眠中という無防備なときに食らう一撃は相当なものです。動き出したらちょっとした覚悟が必要になるのです。元気の証ではあるんですけどね。

そして、添い乳に慣れすぎてちょっと不自然な体勢でも寝られるようになってしまうと、急に体が痛くなることがあるので注意が必要です。

添い乳中は自分が寝やすい角度と、赤ちゃんの好みの角度が合うとはかぎりません。いつもと違うちょっと不自然な体勢のまま寝落ちしてしまった日には、肩こり、肩甲骨の痛みなんかに悩まされることになるかもしれません。何を隠そう筆者本人が今まさにこれなのです。添い乳のまま爆睡してたのが悪いんですけどね…。

個人的に、とくに授乳でお疲れのママは、添い寝添い乳を試す価値はありだと思います。赤ちゃんとママにとって、いい睡眠がとれるといいですね!

(鈴奈)

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