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【女性初】高市早苗新総裁の誕生へ!女性議員らさまざまな“本音”ポロリ「どうしても祝福できない」「女性は多様」女性議員らのSNS投稿で早くも対立激化

  • 2025.10.6

史上初の女性首相誕生へ

自民党総裁後、就任記者会見する高市早苗新総裁(2025年10月、時事)
自民党総裁後、就任記者会見する高市早苗新総裁(2025年10月、時事)

2025年10月4日、自民党総裁選が投開票され、高市早苗前経済安全保障相(64)が決選投票で小泉進次郎農相(44)を破り、第29代新総裁に選出されました。石破茂首相の後任として、15日の臨時国会で指名されれば、高市氏は日本憲政史上初の女性首相となります。保守層の強い支持を得て勝利した高市氏は、会見で「自民党を、多くの方の不安を希望に変える党にする」と決意を述べ、党再建を最優先に進める姿勢を強調しました。

この歴史的な勝利は、「女性初」の首相誕生への期待として政界内外で大きな注目を集めています。特に女性議員の反応は、女性活躍の新たな象徴として脚光を浴びる一方で、高市氏の掲げる政策に対する明確な対立軸を浮き彫りにしています。

野党女性議員の反応は?警戒と歓迎入り交じる

野党側では、高市氏の保守的な政策スタンスに対し、強い拒否反応が見られました。立憲民主党の松下玲子氏は、投開票直後、自身のX(旧ツイッター)に「どうしても祝意を伝えることが出来ない」「誰もがその人らしく生きられて、人権や尊厳が守られて、平和で自由な社会を実現する為に、負ける訳にはいかない」と投稿。高市氏の過去の発言を批判してきた同氏の「本音」ともいえる投稿は、瞬く間に数万の閲覧・リポストを記録し、話題化しました。支持者からは「潔い」と評価された一方、「女性初を喜べない狭量だ」といった批判も上がっています。

一方で、同じく立憲民主党の蓮舫参院議員は、「高市早苗新総裁、おめでとうございます」と投稿。しかし、総裁選直前には高市氏の外国人問題発言に対し「極めて違和感を覚えました」とXで批判していた蓮舫氏。「誰がなられても私の姿勢は変わりません。 給付付き税額控除がようやく実現しそうなことに期待、同時にこの総裁選で語られなかった『政治とカネ』問題は国会で正面から議論していきます」とつづり、自身の立ち位置を改めて強調しています。

また、立憲民主党前代表代行の辻元清美参院議員も、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ガラスの天井をひとつ破りましたね。対極の私からも、祝意をお伝えします。そして、たとえ意見や考え方が違っても、すべての人の幸福のために力を尽くす、その思いでしっかり熟議しましょう」とつづっています。

他にも、参政党の梅村みずほ参院議員は「心よりうれしく思う」「協力を惜しみません」などと歓迎の意を示しました。また、「女性が女性が、多様性が多様性が、と言ってきた政治家ほど、高市早苗総裁の誕生に眉をひそめているように映る」とし、今回の女性総理誕生に眉をひそめる高市氏批判者に対し「女性は多様なんですよ」とXで皮肉を交えて投稿。Xユーザーからは「おっしゃるとおり」「鋭いツッコミ(笑)」などのコメントが寄せられていました。

自民党内女性議員からは祝賀ムード

自民党内の女性議員は総じて祝賀ムードに包まれています。片山さつき参議院議員は「涙が出ました。天が味方してくださいました」と感動をXに綴り、ハッシュタグ「#高市早苗総理大臣誕生」を付与。生稲晃子参議院議員と松島みどり衆院議員は、勝利の瞬間に高市氏の両隣で喜びを爆発させる様子が動画で拡散され、党内女性の結束の強さが強調されました。しかし、一部では「論功行賞人事の布石ではないか」との懸念も囁かれています。

高市新政権への期待と課題

高市氏の勝利を受け、Xでは日経平均株価の急騰やドル円相場の150円突破など、「高市アタック」とも呼ばれる経済効果を喜ぶ声も多く、「保守回帰で日本再生」への強い期待感が示されています。

しかしその一方で、「連立政権の不安定化」「人権後退の懸念」といった警鐘も鳴らされており、高市新総裁の誕生は、単なる「女性初」の慶事にとどまらず、日本政治に多様な意見と激しい対立軸を生み出し、新たな章の幕開けを予感させています。高市新総裁のかじ取りと、今後の政権運営が注目されます。

(LASISA編集部)

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