圧倒的な“好感度”と“演技力”…　《芦田愛菜》は、いつ「NHK朝ドラ」主演するか？気になる時期を 大胆予想！

近年ますます演技力に磨き

女優の芦田愛菜さんが、NHKの特集ドラマ「片想い」で主演を務めることが発表されました。この作品は、2026年春に総合テレビで前後編として放送予定。岡山天音さんと共演し、人気作家の岡田惠和さんがオリジナル脚本を担当するドラマです。岩手県盛岡市を舞台としたオリジナル・ラブストーリーで、演出は傑作ドラマ「東京サラダボウル」などを手掛けた津田温子さんが務めることが決定しています。

放送前から傑作の香りがするドラマとなり、再び芦田さんの演技が注目されることでしょう。そんな芦田さんは、最近ではボイスキャストを務めた劇場アニメ「果てしなきスカーレット」が「第81回ベネチア国際映画祭」で公式上映されて話題に。また、2025年の「24時間テレビ48」（日本テレビ系）内のドラマ「トットの欠落青春記」で主演を務め、演技が大絶賛を受けたばかりです。

「トットの欠落青春記」で芦田さんは黒柳徹子さんを演じ、完璧以上の演技を見せてくれました。芦田さんは、黒柳さんが持つ底抜けに明るく好奇心旺盛な性格をうまく描き出し、その上で「欠落」している部分も繊細に表現。明るいだけではない、ふとした表情や仕草で自分に自信が持てない黒柳さんを演じ、コメディータッチのドラマながら深みのある作品に仕上げることに成功しています。

この「トットの欠落青春記」ですが、全体的に漂う雰囲気が朝ドラ（NHK連続テレビ小説）に近いものがありました。芦田さんの演技も朝ドラの主人公のようで、NHKを見ているような錯覚に陥る場面も。結果、芦田さんに朝ドラのヒロインを演じてほしいという声が、数多くSNSで投稿されることになりました。

過去にも、天才子役として一時代を築き、国民的な人気を得ている芦田さんには、朝ドラの主演を務めてほしいという声が多くありました。その熱が再び、視聴者の間で巻き起こっている形です。これまで、「まんぷく」（NHK総合）でナレーションを務め、朝ドラには参加したことがある芦田さん。女優として話題作に数多く出演している今だからこそ、朝ドラのヒロインを演じるべきだと筆者は考えます。

理由は、何よりも同年代で圧倒的に高い演技力を持っていることです。2009年から本格的に子役として活動をスタートした芦田さんは、2011年にドラマ「マルモのおきて」（フジテレビ系）で大ブレーク。母親から虐待を受ける難しい少女役を担当した、2010年放送のドラマ「Mother」（日本テレビ系）の演技もふくめ、天才子役と呼ばれるようになります。

学業優先のため一時的に芸能活動は抑えめになりますが、2022年公開の映画「メタモルフォーゼの縁側」、2023年放送の「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」（日本テレビ系）にて、キャラの設定は違うものの、等身大のすばらしい演技を見せました。学業優先の時期に演技力が落ちるどころか、勉強を含めさまざまな経験をした芦田さんは表現力を増して進化を達成。2025年に入って、その実力が作品で大爆発している状態です。そんな芦田さんなら、ヒロインを描くのが難しい朝ドラでも、きっと成功を勝ち取ることでしょう。

では、芦田さんが朝ドラのヒロインを演じるのはいつになるのか？ 勝手な推測ですが、2027年になるのではないかと考えます。現在、2026年度前期「風、薫る」は、見上愛さんと上坂樹里さん、2026年度後期「ブラッサム」は石橋静河さんの主演が決定済み。それ以降は、何も発表がない状況です。

2027年ですが、芦田さんは大学卒業を控える年です。2023年に大学へ進学したとされる芦田さんは、うまくいけば2027年3月に大学を卒業するはず。これまで学業を優先してきた芦田さんは、大学を卒業すれば女優として大きな仕事を受けることが可能になります。特に、撮影が長丁場になる朝ドラは、大学に通いながらでは難しい仕事。2027年度後期の朝ドラなら、しっかり対応が可能になりNHKも狙っているのではないかと推測します。

こんな勝手な妄想をしてしまうくらい、芦田さんが朝ドラのヒロインを務めることは、多くの視聴者の願いです。

朝ドラはこれまで、作品によってはヒロインの人気が下がり、SNSでバッシングを受けるケースもありました。芦田さんが朝ドラのヒロインを演じることで、バッシング対象になることを恐れるファンもSNSではいます。ただ、芦田さんならば、もし朝ドラヒロインが決まれば、完璧に役を仕上げてくれることでしょう。女優業を徐々に本格化させ、再び注目を集めている芦田さん。多くのファンが望む朝ドラのヒロインを演じて、驚くような演技を見せる日が来ることに期待しましょう。

（ゆるま小林）