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賛否を巻き起こす「オープンマリッジ」ヒカル×進撃のノアは幸せになれるのか?関係を良好に保つためにできること

  • 2025.10.3

ヒカルの“オープンマリッジ宣言”が巻き起こした波紋

進撃のノアさんのインスタグラム(shingeki_noa)より引用
進撃のノアさんのインスタグラム(shingeki_noa)より引用

人気YouTuberのヒカルさん(34)が実業家でインフルエンサーの進撃のノアさん(30)と結婚してわずか3カ月後、“オープンマリッジ宣言”を行い話題になっています。「妻が夜に飲みに行くように、自分も他の女性と関係を持ちたい」という発言は、賛否を巻き起こし、ネット上では大炎上。ノアさんが涙ながらに語った心の葛藤にも、多くの人が注目しました。

本記事では、彼らの関係性をきっかけに「オープンマリッジとは何か?」を探りつつ、こうした夫婦の在り方に向いている人・向いていない人の違い、そして関係を良好に保つためのポイントを解説していきます。2025年9月14日、ヒカルさんが自身のYouTubeチャンネルで「オープンマリッジをしている」と宣言しました。「自分は他の女性とも恋愛したいし、それをノアも認めている」と語り、その“自由な関係性”をアピール。しかし視聴者の反応は冷ややかで、発表後わずか1日で12万人以上の登録者が離脱。1週間で20万人超がチャンネルを解除する事態となりました。

その後、ノアさんは自身のYouTubeで映像ディレクター・ソン・ギョンジュン氏との対談に出演。「進撃のノア」というキャラクターと“普通の自分”の間で揺れる心、ヒカルさんへの複雑な想いを涙ながらに語りました。表面上は理解し合っているように見えても、感情のすれ違いや不安が全くないわけではない。そんなリアルな夫婦の姿に、多くの共感が寄せられたのです。

オープンマリッジとは、パートナーとの結婚関係を維持しながら、互いに婚外恋愛を認め合う関係のことです。1970年代にアメリカで提唱され、近年は日本でも“セカンドパートナー”や“ポリアモリー”と並び注目されるようになってきました。最大の特徴は、「合意とルール」があること。他の人と関係を持つことが“浮気”ではなく、ルールの範囲内で自由と尊重を認め合っているのです。ルールには、以下のようなものがあります。

(1)婚外関係は〇人まで(2)相手の話はしないor逆にオープンに話す(3)互いに最優先はあくまで配偶者(4)避妊や感染症対策を徹底する

オープンマリッジは、浮気OKとはいえ、自由なようでいて、信頼関係の上に成り立つ“繊細なパートナーシップ”とも言えるでしょう。

すべての人にオープンマリッジが向いているとは限りません。関係を築くには、いくつかの前提条件と工夫が必要です。ここでは大事なポイント3つを挙げていきます。

(1)自分の感情を冷静に見つめられるか パートナーが他の異性と仲良くしていても、嫉妬や不安に飲み込まれず、「これは合意の中での行動」と理解し続けられるメンタルが求められます。ノアさんのように「キャラクターとしての自分」と「一人の女性としての自分」が揺れるのは当然のこと。大切なのは、自分の感情にフタをせず、冷静に見つめる力です。

(2)“他人の価値観”に惑わされない芯の強さ 日本ではまだオープンマリッジに対して否定的な声も多く、「そんなの浮気の言い訳」と捉えられることもあります。だからこそ、周囲の目を気にせず「自分たちにとっての幸せな形はこれ」と信じられることが大切です。ノアさんが涙ながらに語った「進撃のノアとしてではなく、妻として選ばれた自分を大切にしたい」という言葉は、まさにその覚悟の表れでした。

(3)“夫婦の絆”を最優先にする姿勢 どれだけ自由があっても、最終的に帰る場所が“パートナーの心”でなければ、オープンマリッジは成立しません。婚外の関係にのめり込みすぎると、パートナーへの気遣いや配慮が欠けてしまい、関係は破綻の一途をたどるでしょう。自由=放任ではなく、「あなたがいるから、私は安心して自分を生きられる」という相互尊重の関係が前提なのです。

【まとめ】ヒカルさんと進撃のノアさんのオープンマリッジは、賛否はありつつも“結婚の多様性”を社会に問いかけるきっかけとなりました。特に、自分らしさとパートナーシップの両立に悩む若い世代にとって、「一生ひとりだけと添い遂げる」が必ずしも正解ではないと気づかされる出来事だったのではないでしょうか。恋愛も結婚も、他人のモノサシではなく、“あなたと私”の合意でつくっていく時代。ヒカルさんとノアさんのこれからの夫婦関係が、よりよい未来を築いていけるよう、そっと見守りたいですね。

(おおしまりえ)

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