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「またね…」耳に焼き付いて離れない男の声…不審者に遭遇してから2カ月後、スマホに驚愕の通知が!?<公園おじさん>

  • 2025.10.6

ある春の日、娘2人と公園に立ち寄ったときのこと。普段はあまり人けのない公園ですが、その日は子ども用のカバンを携え、じっとベンチに座ったままの男性が目につきます。しかし、公園に遊びに来た小学生男子の1人がトイレに向かうと男性は腰を上げ、後を追うようにトイレへ。ママが男の子の友だちと共に助けに行くと男性は公園から立ち去り、後を追われた少年は事なきを得たのです。
警察には通報せずに帰路についたところ、不審な男性と再度の遭遇……。危険を感じたママはとっさに目の前の民家の玄関チャイムを押しますが、応答を待つ間にも男性はジリジリと距離を縮め、目の前にまで迫ってきたのです。

間一髪のところで住人が玄関チャイムに応答すると、男性は「またね……」とつぶやきながら立ち去っていきます。

ママは知人に教えられた警察の相談ダイヤルに不審な男性のことを伝え、不安に苛まれながらも日常生活に戻っていったのですが……。

恐怖の出来事から2カ月、ようやく記憶が薄れたころに…?

相談ダイヤルへの通報もむなしく、ついに起こってしまった事件……。

ママはショックのあまりに、おえつを漏らしながらも、親として、大人として、改めて子どもを守ることを心に誓い、世界から悲しい事件がなくなることを願うのでした。

事件の発生を知らせる防災・防犯メールに記されていた不審男性の特徴の1つは、「子ども用のバッグを持ち歩いていた」こと……。ママが公園で遭遇した男性の特徴と重なることから「あの不審人物は、まだ捕まっていない」と確信したのでしょう。あまりのショックに腰が抜け、恐怖に震えてしまうのも無理はありません。

そして、改めて子どもを守ることを心に誓ったママに共感する人も多いはず。不審な人を目撃しても、決定的な犯罪行為を目にしていなければ通報をためらってしまうこともあるでしょう。また、わが子に防犯意識を持たせたくても、繰り返し言い聞かせると煙たがられ、つい後回しにしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、事件が起こってからでは遅いのです。愛するわが子を守るためには、ママの言うように「自分の違和感を信じる」「お節介だと思われても構わない」という心持ちこそが大切なのではないでしょうか。


著者:マンガ家・イラストレーター ままぽぽ

ベビーカレンダー編集部

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