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「もっと評価されていい」朝ドラ『ばけばけ』実力派俳優の中で“圧巻の輝き”を見せる若手俳優とは?

  • 2025.10.26

現在放送中のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』に出演している俳優・板垣李光人さんが、多くの視聴者やメディアから熱い注目を集めています。若手ながら独特の存在感と繊細な演技力で、物語の重要な役どころを見事に演じ切っており、そのパフォーマンスが話題となっているのです。

今回は、そんな板垣李光人さんの魅力や演技のポイントを早速深掘りしてみました。

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板垣李光人(C)SANKEI

朝ドラ『ばけばけ』のストーリーは?

現在放送中の朝ドラ『ばけばけ』は、明治時代の松江を舞台に、小泉セツさんと小泉八雲夫妻をモデルにした物語です。

主人公の松野トキは、怪談話が好きな少し変わった女の子。上級士族の家に生まれましたが、父の事業失敗で貧しい生活を強いられています。

そんな中、新しく松江に来た外国人英語教師の家で住み込みの女中として働くことに。教師のヘブンはギリシャ生まれのアイルランド人で、辛い過去を抱えながら日本にたどり着きました。

言葉や文化の違いに戸惑いながらも、トキとヘブンはお互いの境遇や怪談好きという共通点を通じて心を通わせていきます。

やがて、トキが嫌っていた世界が、かけがえのない場所へと変わっていく物語です。

なぜ板垣李光人さんに注目が集まっている!?

NHK朝ドラ『ばけばけ』に出演中の俳優・板垣李光人さんの演技に、今、大きな注目が集まっています。

板垣さんが演じるのは、上級武士の家に生まれた三男・雨清水三之丞(うしみず・さんのじょう)。家を継ぐこともなく、自分の居場所を見いだせずに揺れる青年という難しい役どころです。その複雑な心情を、板垣さんは静かな表情や繊細なまなざし、抑えたセリフ回しで丁寧に表現。父・傳(つたえ/堤真一さん)との確執や、時代に取り残される不安を抱えながらも、自分らしく生きようとする姿をしなやかに演じています。

SNSでは、「繊細で複雑な視線とセリフ回しがすごい」「演技力をもっと評価されていい」と演技を絶賛する声が後を絶ちません。

板垣さんは、ジェンダーレスな表現ができる俳優としても知られ、確かな実力で多くのファンを魅了しています。

朝ドラという新たな舞台で、板垣さんがどのように三之丞の成長と葛藤を描いていくのか――今後の展開にも注目です。

『ばけばけ』の配役にコメントしていた?

そんな大注目されている板垣さんが、朝ドラ『ばけばけ』への出演にあたり、これまで複数のインタビューで撮影への思いや役作りについて語っています。

その中でも、「今後の見どころ、そして三之丞として見せていきたい部分は?」という質問に対して、10月17日に配信された『オリコンニュース』にて板垣さんは次のようにコメントしています。

今後もきっと、視聴者の方には「かわいそう」と思われるシーンが多いと思います。でも、傅さんを失った今、三之丞はタエと二人で“どう生きていくか”を必死に模索しています。
何もできないなりに、強くあろうとする姿。その健気さを見ていただきたいです。松野家のあたたかくユーモラスな雰囲気の中で、三之丞は少し毛色の違う存在として描かれているので、そのコントラストも楽しんでいただけると思います。
出典:オリコンニュース 2025年10月17日公開

朝ドラ『ばけばけ』は2025年9月29日から放送がスタートしたばかり。

時代の流れに翻弄されながらも懸命に生きる三之丞、そしてその心の機微を丁寧に演じる板垣李光人さんの演技にも、ぜひ注目してみてください。


※記事は執筆時点の情報です