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ドイツに留学中の女性「食器が有料」日本にはない食事ルールに「良いシステム」「見習わないと」

  • 2025.10.13
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photoAC(画像はイメージです)

ドイツといえば、美しい街並みや豊かな自然、そして活気あふれる都市の風景を思い浮かべる人も多いでしょう。そんな魅力的な国ですが、実はあまり知られていない「ドイツ独自の食事マナー」も存在します。旅行で訪れた際に戸惑わないためにも、そして異文化への理解を深めるためにも、ぜひ知っておきたいポイントです。

ゆりあ(@hiroseyuria)さんが、「日本にはない“ドイツならでは”の食事ルール」についてTikTokに投稿し、「いいですねこのアイデア」「ドイツのシステムを見習わないといけない部分もありますよね」と、話題になっています。

いったいどのような食事ルールだったのでしょうか?

話題の投稿が、こちら!

@hiroseyuria ドイツで食事をする際は食器が有料🍴⁉️ ドイツで食事をする際の注意点をご紹介します👀⚠️ In Germany, tableware comes with a fee when dining out 🍴⁉️ Here are some important things to keep in mind when eating out in Germany 👀⚠️ #ドイツ #海外旅行 #日常vlog #日常 #旅vlog ♬ original sound - ゆりあ🇩🇪×🇯🇵

投稿者さんは日本とドイツのハーフで、現在はドイツに留学中。現地での生活を通して、驚きの食事マナーをシェアしてくれています。

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

ある日、屋外フェスに出かけた投稿者さんは、そこでケーキを購入。しかし、ふとした瞬間に「あること」に気づくのです。

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

そこで交わされていたのは、日本ではあまり聞き慣れないやり取りでした。「この食器、いくらですか?」と尋ねると、店員さんは「90円」と答えます。なんと、ドイツでは食事の際に使う食器が有料なのです…!

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

ここで気になるのが、この食器は「返却する必要があるのか」という点。冗談まじりに、「返却しなくていいなら安いね」とコメントしたお客さんに対して、店員さんは笑顔で「返却してくれたら嬉しい」と答えました。どうやら、この食器は返すのがドイツではマナーのようです。

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

今回の投稿で明らかになったのは、食事の際にはお皿の個数に応じて料金を支払う必要があるということ。中でも瓶は、価格設定がやや高めになっているそうですよ。

食事が終わり、お皿を返却しに行くと、果たしていくら戻ってくるのでしょうか。ドイツでは、食器の数に応じて返金されるシステムになっています。今回の食事で使用したフォーク、ナイフ、皿、コップに対しては、合計で4.5ユーロが返金されました。さらに瓶に関しては、1本で2ユーロの返金がありました。

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出典:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

日本にはないルールなので、知らずにこのシーンに出くわすと、思わず驚いてしまいそうです。しかし、食後に食器をきちんと返そうという自主的な気持ちが自然と生まれたり、ある意味では、お金が後から戻ってきて「得した気分」になるかもしれません。

ゴミの削減につながる環境に優しい仕組みであると同時に、自然とマナーが身につく点でも素敵です。使った食器を返すことで、公共のルールを意識するきっかけになり、旅行者にとっても面白く感じられるでしょう。

環境や周りを配慮したマナーに賞賛の声

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

ポイ捨てしたり、テーブルの上にそのまま放置したりする人がいなくなりそうで良いシステムですね!
先にデポジット払ってるのに戻ってきた感覚になって、お得!って思っちゃいそうですね
お皿をレンタルするって感じなんですね
フェスでは紙コップや紙皿などで、ゴミも出ないし、いいですね!このアイデア!!
日本ではリユースシステムが崩壊寸前ですね・・・ ドイツのシステムを見習わないといけない部分もありますよね。
その昔ビンは日本でもデポジットでした

コメントからは、「日本ではあまり知られていないルールだ」と驚く声が多く見られました。意外な決まり事ながら、そのメリットの多さに「とても合理的」「日本にも導入してほしい」といった称賛の声が相次いでいます。

地球環境への配慮はもちろん、自分や周囲へのマナーとしてもドイツのこの食事マナーは非常に優れた仕組みです。日本では、フェスなどで便利な使い捨て容器が多用される一方、ゴミの増加が課題となっています。そう考えると、ドイツのシステムはぜひ見習いたいアイデアといえるでしょう。

取材協力:ゆりあ(@hiroseyuria)さん

※本記事は投稿者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています


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