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橋本帆乃香、中国メディアが警鐘を鳴らすカットマンの“強み” 27歳の快進撃は「日中卓球界の競争関係を一変させた」

  • 2025.9.30
橋本帆乃香(C)WTT
SPREAD : 橋本帆乃香(C)WTT

卓球女子の橋本帆乃香(デンソーポラリス)は2025年、主要国際大会で好成績を収め、世界ランキングは自己最高の11位まで上昇。北京で行われている「チャイナスマッシュ2025」でも1回戦を突破するなど、注目選手の一人となっている。
外国人選手相手に強さを見せる27歳のカットマンに対し、中国メディアも特集記事を掲載するなど、警戒を強めている。

■9月上旬に中国選手4人撃破

橋本は今季WTTシリーズに積極的に参戦し、グランドスマッシュやチャンピオンズといった上位クラスの試合にも初出場を果たした。9月上旬に行われた「WTTコンテンダー・アルマトイ」では中国選手4人を破って優勝を飾るなど、印象的な活躍を見せている。
そうしたなか、中国メディア『捜狐』は29日、橋本についての特集記事を掲載し、27歳の進化を分析している。
記事では橋本のスタイルの強みとして攻守の安定性を挙げており、従来のカットマンが守備偏重に頼るのに対し、橋本はバックハンドのレシーブからフォアで素早く反撃に転じられると指摘。「このスタイルは、従来のカットマンのバックハンドに慣れた若い選手にとって非常に難しく、ラリー中に回転への判断を誤って適応できないことがある」と、対応が困難であると論じている。
また、橋本の前後へのフットワークの良さも長所とされ、「常にボールを正確にコントロールできる」と好ショットにつながる要因を紹介。さらに、現代の卓球界で主流となっているバック中心の組み立てへの理解力にも優れているとし、今季2勝(通算3勝)を挙げている王芸迪(中国)戦を例に、フォアの不安定さを突いた戦術眼が光ったと振り返っている。
記事では橋本の躍進を一過性のものではないとし、「橋本帆乃香の台頭は日中卓球界の競争関係を一変させた」と中長期的な対策が必要だと警鐘を鳴らしている。ライバル国からの警戒が強まるなか、快進撃が続くカットマンのさらなる進化が期待される。

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