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コロッケ愛好家が通う。東京で出会える「下町のお肉屋さん」のコロッケ6選

  • 2025.9.29
佃〈肉のたかさご〉コロッケ、浅草〈栃木屋〉コロッケ、銀座〈チョウシ屋〉コロッケ
BRUTUS

コロッケ片手の下町散歩

休日は1日2万歩程度の散歩と、コロッケ探索を楽しんでいる。私は東京の東側、いわゆる下町のエリアに足を運ぶことが多いのだけれど、途中、何度も橋を渡ってそのたびに違う景色を見られるところが面白いと感じている。

国内外からたくさんの人が訪れる有名観光地や歓楽街。住宅街だったり、寺町だったり。ちょっと気取ったレストランが集まっているかと思えば、庶民的な食堂が賑わっていたり。東京では街が途切れずにつながっているので、少し歩けば風景が変わるのが魅力的だと思う。

そんな下町を歩いていても、「町のお肉屋さん」というものが意外と少ないことに気づかされる。今では揚げ物やお惣菜をやめてしまっていたり、はたまた閉業されていたりと、寂しい発見になることもある。今回は下町を中心に、元気に営業されている精肉店で買えるコロッケをご紹介する。

それにしても、精肉店の揚げ物ってどうしてあんなに魅力的なのだろう。散歩の途中に立ち寄って、店先のショーケースを品定め。受け取った茶色のフライにその場でかじりつく幸せといったら。大人になったせいかちょっと後ろめたいけれど、あらがえない喜び。

もしかするとこの楽しみ方は、昔、江戸時代の人たちが、往来の屋台でお寿司や天ぷらをつまんでいた頃から変わってないのかもしれない。江戸から受け継いだ文化と言えば大袈裟かもしれないが、私はこれからも堂々と軒先で揚げたてのコロッケを楽しみたいと思う。

入谷〈肉の石川〉コロッケ
肉の石川 下町風情が色濃く残る入谷エリアの精肉店。自家製ラードと自慢の遠赤外線フライヤーを使用した揚げ物は、油を吸いすぎないから時間が経ってもカラッと軽い食感が楽しめる。丁寧にアク抜きされたタマネギを入れた手作りコロッケは、2タイプあり。人気のポテトフライもぜひ試してみて。住所:台東区入谷1-3-8
浅草〈栃木屋〉コロッケ
栃木屋 外国人観光客も注目する、日本一の道具街・かっぱ橋。賑やかな通りを逸れると、住宅街が広がる。店頭で焼かれる焼き鳥の香りに誘われて精肉店に立ち寄ると、名物「かっぱコロッケ」の看板が。河童の背中の甲羅のように大きなコロッケは食べ応え満点。散歩途中のおやつにもぴったり。住所:台東区西浅草3-7-1
上野〈肉の大山 上野店〉コロッケ
肉の大山 上野店 毎日たくさんの人が訪れる上野アメ横周辺エリアには、昼から賑わう飲み屋さんが連なる一角がある。店頭で揚げ物や焼き鳥を楽しむ人につられて、店先で一杯。ジョッキのお供にはやみつきコロッケが欠かせない。美術館巡りや、散歩の合間に気軽に寄れるのも嬉しい。住所:台東区上野6-13-2
銀座〈チョウシ屋〉コロッケ
チョウシ屋 歌舞伎座裏手にお店を構える、行列が途絶えない人気のお店。いつも揚げたてが買えるのも嬉しいポイント。サンドイッチも絶品だが、単品を多めに購入して、おかずとして冷凍庫にストックするのもオススメ。こんな都心の街中に、コロッケを頬張れる場所があるっていいですよね。住所:中央区銀座3-11-6
佃〈肉のたかさご〉コロッケ
肉のたかさご 月島駅に停車する際に耳にする大江戸線のあの車内放送!店頭にはあれこれ買いたくなるお肉やお惣菜が並んでいる。中でも名物・東京やき豚を使ったボリューム満点のやき豚コロッケは、おみやげや差し入れにも最適。注目のメニューは、濃厚な黒毛和牛の牛すじカレーが入った贅沢なカレーコロッケだ。住所:中央区佃2-21-6
神楽坂〈大野屋牛肉店〉コロッケ
大野屋牛肉店 下町からは外れるが、武家屋敷跡、横丁、神社仏閣、花街として風情のある街並みが散歩にもおすすめ。昼夜問わず人が行き交う坂の上に現れるのは、魅力的な揚げ物ケースのある精肉店。自家製ラードで揚げたコロッケは4種。コーンとチキンのクリームコロッケは優しい味でお気に入り。住所:新宿区神楽坂6-8-58

profile

小林美砂子(コロッケ愛好家)

こばやし・みさこ/東京都生まれ。神田在住20年。なんとなくコロッケを食べ歩いていたら誕生日の5月6日が「コロッケの日」であると指摘され、以来、趣味としている。

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