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「怖い…」「乗りたくない」離陸から15分後…小型機を襲った“異臭と炎”、機長が下した“驚愕の決断”

  • 2025.10.4

世界各国で実際に起きた驚きの事件や映像を取り上げるバラエティ番組、テレビ東京『世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル』。9月30日(火)放送回では、飛行機事故を紹介。

1982年、ピルグリム航空の小型プロペラ機458便は、乗客10人と乗員2人の計12人を乗せマサチューセッツ州へと向かっていました。しかし離陸から15分後、トラブルが発生!なんと異臭と共に、コックピットの下から火災が発生。機内が炎に包まれる中、機長は一か八かの不時着を試みますが、果たして、乗客乗員の運命は…!?

離陸から15分後、コックピットを襲った異変

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『世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル』(C)テレビ東京

1982年、アメリカ・コネチカット州グロトンからマサチューセッツ州ボストンへ向かった小型プロペラ機は、乗客は10人で飛行時間わずか40分の予定でした。操縦はベテラン機長のトーマスと副操縦士ライル。

順調に飛び立った機体でしたが、離陸から15分後に霧のような雨が降り、フロントガラスに付いた水滴が凍り始めました。
除氷液を噴射して氷を取り除こうとしますが作動せず、徐々に前方が見えない状態に。さらにそこに異臭が漂い、コックピットの下からは煙が立ちのぼりました…!機内はたちまち煙に包まれ、客室の乗客たちもパニックに陥りました。
これにはスタジオも「怖い…」「不安だろうな」「こういうのに乗りたくないな」と緊張感に包まれます。

一か八かの不時着。乗客の運命は

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『世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル』(C)テレビ東京

トーマス機長は、管制塔の指示でプロビデンス空港への緊急着陸を決断。
しかし炎はコックピットに広がり、ヘッドセットが熱で溶け始め、操縦は極めて困難な状態に…。呼吸もままならない中、必死で操縦桿を握り続けます。
トーマス機長は、空港まではもたないと判断し、下に広がった氷に覆われた池への不時着を選びました。氷が割れたら池に落下してしまうため、一か八かの賭けでした。

機体は氷に打ちつけられ大破したものの氷は割れませんでした。大きな衝撃に見舞われながらも、乗客たちは次々と外へ。炎に包まれる直前にほとんどの人が脱出しましたが、この事故で1人の乗客が命を落としました。

調査の結果、火災の原因は除氷液に含まれるアルコール成分。チューブに亀裂が入り液体が漏洩し、熱に触れたことで火災を引き起こした可能性が高いとのことでした。整備不良が、機体を大惨事へと導いていたのでした。


テレビ東京 『世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル』
TVerで最新回を無料配信中
[配信日時]2025年9月30日(火)
[番組URL]https://tver.jp/episodes/epr8m66wyu