「何に見える？」今あなたが“抱える焦りの原因”がわかる心理テスト

今、理由のわからない焦りを感じている人は、今回の心理テストが、自己理解を深め、気持ちを整理する手助けになるかもしれません。心理テストを通して見えてくる心の特徴や今の状態から、今あなたが抱える焦りの原因を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.扉

2.折り紙

3.パーテーション

4.三面鏡

図形が扉に見えた人が、今抱える焦りの原因は「目標が曖昧なこと」かもしれません。最近気持ちばかりが焦ってしまうのは、成し遂げたい目標や、そのために今すべきことが曖昧だからではないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、物事を整理して考えることがやや苦手な人かもしれません。そのため、漠然とした状況を前にすると、目の前の課題が実際のもの以上に大きく感じて焦ってしまいやすいのではないでしょうか。

そんなあなたが焦りを解消していくためには、達成したい目標を明確にすることが大切です。また、そのために今すべきことを、具体的な行動レベルに落とし込んでみてはいかがでしょう。それらを一つ一つクリアしていく過程自体が、焦りを軽減してくれるはずです。

図形が折り紙に見えた人が、今抱える焦りの原因は「時間が足りないこと」かもしれません。最近気持ちばかりが焦ってしまうのは、やりたいことが多すぎて、物理的に時間が足りないからではないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、頑張り屋さんで、完璧主義傾向の強い人かもしれません。なんでも一人で抱え込んで、全てを完璧にこなそうとしてはいないでしょうか。結果、いろいろなことが中途半端になり、焦りにつながっていそうです。

そんなあなたが焦りを解消していくためには、物事に優先順位をつけてみることが大切です。完璧を求めるのは、上位の課題だけにし、優先順位が低い課題に対しては「まぁ、このくらいでいいか」と、自分自身に求めるハードルを下げることも大切でしょう。

図形がパーテーションに見えた人が、今抱える焦りの原因は「努力が足りない自覚があること」かもしれません。最近気持ちばかりが焦ってしまうのは、目標があっても、それに向けて十分に努力ができていない自覚があるからではないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、大らかで人に優しい反面、自分にも甘いところがある人かもしれません。「無理をしない」「ストレスを溜めない」がモットーで、努力が後回しになりがちな性格が今は裏目に出て、逆に自分を苦しめていそうです。

そんなあなたが焦りを解消していくためには、いつもより少しだけ頑張ってみるとよいのではないでしょうか。「頑張る＝ストレス」という思い込みを捨て、努力の量を増やしてみると、案外焦りが解消されて、すっきりした気持ちを味わえるかもしれません。

図形が三面鏡に見えた人が、今抱える焦りの原因は「人と比べすぎていること」かもしれません。最近気持ちばかりが焦ってしまうのは、過度に他人を意識し、比べすぎているからではないでしょうか？

この選択肢を選んだ人は、ストイックで、自分に厳しい人かもしれません。十分にできていることでも、より評価されている他人と比べて、相対的に自分を下げてしまってはいないでしょうか。

そんなあなたが焦りを解消していくためには、一時的にでも、余計な情報をシャットアウトすることが大切です。ライバルの動向や、成功している友人、高すぎる目標である著名人などの近況にはなるべく触れないようにし、自分のペースで歩みを進める感覚を掴んでみてはいかがでしょう。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！
編集：TRILLニュース