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「どんなアイコン?」あなたが"他人に見せたい自分"がわかる心理テスト

  • 2025.11.6
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SNSは今や、私たちの生活に欠かせないコミュニケーションツールの一つです。XやInstagram、LINEなど、さまざまなプラットフォームを通じて、私たちは日々情報を発信し、他者と繋がっています。その際、自分の「顔」とも言えるのが、「アイコン(プロフィール画像)」でしょう。

何気なくアイコンを選んでいるかもしれませんが、その小さな画像には、「他人に自分をどう見てほしいか」という深層心理が色濃く反映されていることもあります。

この心理テストでは、あなたが選んでいる(あるいは選びがちな)アイコンのタイプから、あなたが無意識のうちに他者に向けて発信している「見せたい自分」の姿を探っていきます。あなたがSNSなどで設定しているアイコンは、次のうちどれに近いですか?



1. 自分の顔

2. 家族やあこがれの人

3. アニメのキャラ

4. 風景



1. 自分の顔を選んだ人は「見せたい自分:ありのままの自分」

「自分の顔」をアイコンに選んだあなたは、「ありのままの自分」を他人に見せたい、あるいは見てほしいと願っているタイプかもしれません。自分の顔を公の場に出すことは、自己開示の最も直接的な形です。

あなたは、SNS上での自分と現実の自分との間に、あまりギャップを作りたくないと考えているようです。自分の存在をはっきりと示し、誠実なコミュニケーションを取りたいという意志の表れとも言えるでしょう。そのオープンさが、周囲に安心感や信頼感を与えているのかもしれません。

ありのままの自分でいられるのは素晴らしいことですが、時にはそのオープンさが、意図しない誤解や批判の対象になってしまうリスクも伴います。特にインターネット上では、自分の情報をどこまで開示するかも、自分を守るためには大切になってくるでしょう。

2. 家族やあこがれの人を選んだ人は「見せたい自分:自分の満たされた環境」

「家族(子どもやペットも含む)やあこがれの人の写真」をアイコンに選んだあなたは、「自分の満たされた環境」を他人に見せたいタイプかもしれません。自分が大切にしている存在や、所属しているコミュニティ(家族など)をアイデンティティの一部として示しているようです。

あなたは、自分が「幸せであること」や「充実した環境にいること」をアピールしたいという欲求を持っているのではないでしょうか。それは、自分という個人よりも、「〜の親である自分」や「〜を愛する自分」といった、関係性の中での自分を大切にしていることの表れかもしれません。

一方で、それを見た人からは、あなたの「個人」としての側面が見えにくくなってしまうこともあるでしょう。時には、あなた自身の趣味や考えなど、「個」としての情報も発信してみると、より多角的にあなたの魅力が伝わりそうです。

3. アニメのキャラを選んだ人は「見せたい自分:自分の価値観」

「アニメや漫画のキャラクター」をアイコンに選んだあなたは、「自分の価値観」を他人に見せたいタイプかもしれません。キャラクターアイコンは、そのキャラクターが持つイメージや物語を通して、自分の「好き」という気持ちや信条を代弁させたいという心理が働いているようです。

あなたは、直接的に自分を語るよりも、「このキャラクターが好きな自分」というフィルターを通して、自分の趣味や内面性を理解してほしいと願っているのではないでしょうか。同じ趣味を持つ人と繋がりたい、あるいはアイデンティティをそのキャラクターに重ねているのかもしれません。

共通の趣味を持つ人とは繋がりやすくなる一方で、そのキャラクターを知らない人や興味がない人からは、あなたの本来の姿が伝わりにくい可能性もあります。アイコンは価値観の表明としつつ、あなた自身の言葉で考えを伝えていく努力も続けると、より深い理解に繋がるでしょう。

4. 風景を選んだ人は「見せたい自分:自分の本音(感性)」

「風景(動物や物も含む)」をアイコンに選んだあなたは、言葉にしにくい「自分の本音や感性」を他人に見せたい、あるいは察してほしいと願っているタイプかもしれません。美しい風景やおしゃれな写真は、直接的な個人情報を含まず、安全性が高い選択と言えます。

あなたは、自分自身を強く主張するのは好まない一方で、「この写真を見て、何かを感じ取ってほしい」という、繊細な自己表現の欲求を秘めているのではないでしょうか。その写真を選ぶに至ったあなたの美意識や、言葉にならない内面の世界を伝えたいのかもしれません。

その奥ゆかしい表現は、あなたの感性の豊かさを示しています。しかし、その「本音」や「感性」は、受け取る相手の解釈に委ねられるため、必ずしもあなたの意図通りには伝わらないかもしれません。時には、その風景を選んだ理由を説明して見るようにしましょう。



ライター: Kazuhide.Y

公認心理師、心理学ライター。心理学を「ちょっと難しい学問」ではなく「毎日の生活に役立つ知識」としてお届けします。あなたの心が少しでも軽くなるような、そんな情報発信を目指しています。