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レンコンの穴が黒い…これって食べても大丈夫?正しい洗い方を調べてみた。

  • 2025.9.26

スーパーで買ったレンコンを切ったら、穴の中が黒い…!「これ食べても大丈夫?」と不安になったことはありませんか?今回はレンコンの黒ずみの原因と、安心して使えるかどうかの見分け方、簡単な洗い方をご紹介します。

レンコンの穴が黒い原因は3つ

1.タンニン(ポリフェノール成分)の酸化

ポリフェノール成分の一種・タンニンが酸化すると黒ずみが出ます。食べても問題ありませんが、鮮度が落ちているサインでもあります。

2.泥や砂が残っている

写真は、酸化で黒ずみ、さらに泥汚れ付き…というもの。レンコンは収穫時に泥が入り込むことも。流水や水に浸してこすれば簡単に落とせます。

3.腐敗や傷み

腐っている場合は食べられません。穴だけでなく切り口や周囲が黒や茶色に変色していたら処分しましょう。

レンコンの洗い方&下処理

まず、れんこんの皮をピーラーなどで剥きます。皮は本来は食べられるのですが、歯ざわりや衛生面などを考えると剝いたほうが良いみたい。

縦に切って流水にあて、泥を洗い流します。柔らかい泥なら、この状態で流水をかけるだけで落とせますが、落ちないときは水に浸します。

しばらく水の中に置いて泥がふやけたら、軽くこすります。

指でこすってもスルンと簡単に落ちましたよ♪穴が深いときなどは、綿棒や割りばしを挿し込むと便利。

これでキレイになりました!

タンニンの酸化による黒ずみには「レモン汁」!

タンニンの酸化による黒ずみを取る方法にも挑戦してみました。

ボウルに水、レモン汁を入れ(水100mlにレモン汁小さじ1が目安)、レンコンを浸すというもの。やってみると…。

30分後、取り出したものがこちら。右がレモン水に浸したもの、左は同じレンコンを切り分けて、レモン水に浸さずに置いておいたもの。

右のレンコンは、かなり白くなったように見えます。料理で見た目をきれいに仕上げたいときにおすすめです。

カットレンコンよりも「丸ごと」がおすすめ!

今まで「穴の中まで様子が見えるほうが安心」と思い、断面が見えるものを選んでいたのですが…。実は、両端の節がカットされずに残っているもののほうが中はキレイで、鮮度も落ちにくいのだそう。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

写真・文/北浦芙三子、暮らしニスタ編集部 参考/カゴメ公式HP、小林食品公式HP ※記事を再編集して配信しています。

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