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ママのプチいらいらを解消! 「指示待ち夫」5つの対処法

  • 2016.5.22
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朝のゴミ出しにベビーのおむつ替えも、お願いしたことはこなしてくれるけれど、そういえば、パパ自らが、すすんで子どものお世話や家事をしてくれることってあまりない。

そんな事実にはたと気づき、「言われなくても動いてほしい!」とプチいらいらをつのらせていませんか?

© Andrey Popov - Fotolia.com

ここでは、夫の言い分もふまえながら、言わないと動かない「指示待ち夫」に気持ちよく協力してもらうためのコツを、筆者や周囲のママの経験をもとにお伝えします。

■なぜ言われないと動けないの? 夫の言い分

男性はシングルタスクが得意で、女性はマルチタスクに長けている、と聞いたことがあります。だから、女性はいくつものことを考えながら同時進行できるけれど、男性はそれが苦手…という話です。

たしかに腑に落ちなくもないですが、マルチタスクが苦手とされる男性だって、ビジネスシーンではさまざまな案件を同時進行させたり、あらゆるところに気を配ったりしている…はず。

であれば、家庭でも「忙しそうな妻を察して、先回りして家事をする」ことくらい、できるのでは?

筆者の夫のほか数人のパパたちにそんな疑問を投げかけてみたところ、大きく以下の答えがかえってきました。

・なにをしたらよいのか、わからない

妻が忙しそうなのはわかるけれど、具体的になにをしたら妻は助かるのかがわからないので、とりあえず待機していると言います。

・足をひっぱりたくない

育児や家事に、なにかしらのこだわりをもっているママは少なくないでしょう。自分が動くことで、かえってママのペースを乱したり足をひっぱったりすることを恐れ、指示されたことしかしない、と安全策をとっているパパもいるようです。

・文句を言われるのがいや

パパにたのんだ洗濯物干し。シャツもタオルもしわしわのまま干されていたら、つい「しわをしっかり伸ばしてから干して!」と言ってしまいそうです。このように、自分のアクションに対しダメ出しされるのがいやで、積極的になれないとの声もありました。

■改善の見込みはじゅうぶんあり。「指示待ち夫」とのつきあいかた

パパの「指示待ち」には、理由があることがわかりました。では、パパもママも気持ちよく、よりスムーズに家庭を回していくには? 周囲のママとディスカッションし、導き出した5つのポイントを見ていきます。

・司令塔ポジションを極めよう

いちいち指示出ししなきゃいけないなんて、私は夫の上司じゃない! と思うと、指示出しをすること自体がいらいらのもとに。むしろ、言えばやってくれるなら、パパができそうなことはどんどん振って、ママは家族の司令塔ポジションを極めましょう。

・「役割」として明確に振る

ママがキャパオーバーな部分をカバーするのではなく、家庭内でのひとつの役割として、パパにおまかせします。できるときにするというあいまいなスタンスより、「○○はパパの担当」と決まっていたほうが、パパは取り組みやすくなります。

・適度にアラームをあげ、習慣化させよう

役割を決めたもののどうにも腰が重たそうなパパには、適宜アラームをあげてみます。たとえば夕食後のお皿洗いなら、食事がおわるころに「このあと、お皿洗いお願いね」など、3日に1回くらいの頻度で声をかけます。しつこくなりすぎず、パパが「あ、そうだった!」と素直に受け止められるくらいの頻度が大切です。

その問答をつづけるうちに、パパのなかで「食後」と「お皿洗い」がセットになればしめたもの。毎朝顔を洗うのと同じで、習慣化してしまえば、苦にならなくなります。

・まかせたことには口出し無用

先にあげた洗濯物の例のように、自分のアクションにダメ出しをされるのは、多くのパパがしてほしくないことです。おまかせしたことに対して口出ししたくなったら、「ありがとう」の言葉で包み込んでみます。

レベルアップしてほしいときは、事後ではなく、次にする前のタイミングで「こうするともっとよくなるよ」とアドバイスすると、パパもすんなり受け入れやすくなります。

・周囲と比べない

ダメ出しとならび、パパがしてほしくないことのもうひとつが「周囲のイクメンパパと比べられる」ことです。

「○○さんちは、こんなこともしてくれるんだって!」とうっかり口にしたくなりますが、よりよい夫婦関係をつづけていくためにも、他の家庭の話をひきあいに出すのはできるだけ避け、うちのパパのいいところを、いっぱい見つけていきましょう。

どうしてもいらいらしてしまう指示待ち夫も、別の角度からみれば「言えば素直に動いてくれる、やさしい夫」と言い換えることもできそうです。

子ども、あるいは部下を育てるような気持ちで、長い目でつきあっていけば、きっとママがいま以上に楽らくになる日が訪れます。

(コミヤ カホル)

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