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ストーリーに引き込まれた「2025年夏ドラマ」ランキング! 『19番目のカルテ』に続く、僅差の2位は?

  • 2025.9.23

2025年の夏ドラマも、各局がさまざまなジャンルの作品を放送し、秀逸なストーリーで視聴者を楽しませました。

All About ニュース編集部は9月1~2日、全国の10~70代の男女300人を対象に「2025年夏ドラマ」に関するアンケート調査を実施しました。

そこで、今回は「ストーリーに引き込まれた2025年夏ドラマ」ランキングの結果をお届けします。

2位:『あんぱん』(NHK総合)/43票

2位に選ばれたのはNHK連続テレビ小説『あんぱん』。『アンパンマン』を生み出した、やなせたかしさんと暢(のぶ)さんの夫婦がモデルとなった作品です。2人が戦前から戦後の時代を生き抜き、国民的に有名な『アンパンマン』を作り上げるまでを描いたストーリーに、視聴者は目が離せなくなりました。

今田美桜さんが主人公ののぶを、北村匠海さんがやなせさんをモデルとした柳井嵩を担当。脚本は、『Doctor-X 外科医・大門未知子』シリーズ(テレビ朝日系)をはじめ、朝ドラ『花子とアン』(NHK総合)などを手掛けた中園ミホさんが務めています。

回答者からは、「実在の人物をモデルにした人間味あふれる物語で、主人公の誠実さや周囲との温かな交流が視聴者の心をつかみます」(60代男性/群馬県)、「色々なことを乗り越えていく、人間ドラマに引き込まれました」(40代女性/岐阜県)、「人情味あふれるストーリーで、登場人物の気持ちの変化や心の動きが丁寧に描かれていて共感できた」(30代女性/秋田県)などの意見が寄せられました。

1位:『19番目のカルテ』(TBS系)/50票

1位には日曜劇場として放送された『19番目のカルテ』(TBS系)が選ばれました。嵐の松本潤さんが主演を担当したドラマで、医療において19番目の新領域と言われる「総合診療科」が舞台の作品。総合診療医・徳重晃を演じた松本さんは、キャリア30年目で初の医師役に挑みました。

原作は、富士屋カツヒトさんの漫画『19番目のカルテ 徳重晃の問診』(コアミックス)で、脚本を『コウノドリ』シリーズ(TBS系)の坪田文さんが担当。医療ドラマでよく見る手術シーンはほとんどありませんが、丁寧に患者と対話を重ねる総合診療医の姿が感動的に描かれました。

回答者からは、「一人ひとり様々な事情があり、医療職にも役割やチームプレイがあることが分かった」(30代女性/埼玉県)、「医療の現場をうまくストーリーに落とし込んでいると感じます」(60代男性/新潟県)、「医師と患者それぞれ課題があり、それがわかりやすく書かれていたから」(20代女性/兵庫県)などの意見が寄せられました。※回答者コメントは原文ママです

この記事の執筆者: ゆるま 小林
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。

文:ゆるま 小林

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