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《肌トラブル》メンタルに与える影響は深刻だった… 具体的な影響とは? “肌対策”はどうしているのか?

  • 2025.9.20

《肌トラブル》メンタルにも影響を及ぼしていた…

《肌トラブル》メンタルにも影響を及ぼしていた…
《肌トラブル》メンタルにも影響を及ぼしていた…

女性の肌の悩みは見た目の問題だけではない――。今回「オレンジページ」が実施した「肌トラブル」に関する調査結果を参照して、どれくらいの人が肌トラブルの悩みを抱えているのか紹介していきます。

調査は2025年7月12日~18日、オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性1025人を対象にしたものです。

今回の調査では、自分の肌に何らかのトラブルを感じている女性は75.2%に上りました。具体的なトラブルでは「シミ、ソバカス」57.3%が最も多く、「乾燥」50.1%、「毛穴の開き、黒ずみ」45.8%が続いています。

注目すべきは、こうした肌トラブルを抱える人の心理的影響です。具体的には「気分が落ち込む・ゆううつになる」56.5%が最多で、「化粧のりが悪くなる」42.1%、「外出がおっくうになる」38.8%という結果になりました。

回答者からは「肌の調子が悪いと、一日中気持ちが沈んでしまう」(40代)といった声も寄せられており、肌のトラブルは単なる美容の問題を超えて、メンタルヘルスや人とのコミュニケーションにまで影響を及ぼしていることが浮き彫りになりました。

次に、肌トラブルが起きやすい時期については、「一年を通してずっと」34.6%が最多でしたが、それ以外では特定の季節よりも「季節の変わり目」を挙げる人が目立ちました。「春〜夏の変わり目」31.3%、「夏〜秋の変わり目」23.5%、「秋〜冬の変わり目」23.0%、「冬~春の変わり目」21.1%と、すべての季節の変わり目で一定の回答が集まっています。

特に夏から秋への変わり目に気になる肌トラブルとしては、「夏の疲れによる肌のくすみ」47.0%がトップ。「日やけによる乾燥、ごわつき」42.9%、「汗によるベタつき」39.2%が続きました。また、74.4%の人が「夏の間に受けた紫外線ダメージが秋に肌トラブルとして表れた」と回答しており、季節をまたいだダメージの蓄積が問題となっていることが判明しました。

肌に悪影響を与える紫外線については、全体の75.8%が対策をしており、そのうちの6割近くが「一年を通して対策している」と回答しています。主な対策グッズは「日やけ止め」85.8%、「日傘」73.7%、「帽子」64.2%の順となっており、基本的な対策は浸透していることがわかります。

しかし、対策スタイルを詳しく見ると「季節を問わず、外出時だけ対策する」35.5%が最も多く、室内での対策については「していない」が70.0%に上りました。

一方で、季節に応じてスキンケアを変更している人からは工夫を凝らしたケア方法も寄せられました。「春夏はビタミンC配合のもの、秋冬はセラミドなど保湿成分配合のものを使用」(30代)、「季節の変わり目は角質がたまりやすくなるので、角質ケアと揺らぎケアの美容液などを使用」(50代)といった具体的な取り組みが紹介されています。

今回の調査結果について、オレンジページは「単なる見た目の問題だけでなく、生活の質や社会参加にまで影響を及ぼしている実態が明らかになった」とコメントしています。特に気候変動が激しくなる昨今、より柔軟で細やかなスキンケア対応が求められているとしており、今後は季節の変わり目に特化したケア商品や室内での紫外線対策の重要性の情報発信がいっそう重要になると指摘しています。

(LASISA編集部)

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