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【40代・50代】更年期の肌荒れは"食べ方"で変わる!薬剤師がすすめる秋の栄養リセット術

  • 2025.9.21

夏に受けた肌ダメージは、紫外線だけが原因ではありません。汗や皮脂、さらにマスクの摩擦で肌のバリア機能が弱まり、肌荒れに悩む人も多いもの。

「でも、高級コスメを買う余裕もないし、しっかりケアする時間や気力もない…」という方もいますよね。そこで今回は、薬剤師の視点から"頑張らなくてもできる"秋の肌リセット術をご紹介します。

外側ケアよりも大切な"内側ケア"

夏のダメージが蓄積した肌のケアは、外側からだけでは足りません。肌の土台を内側から立て直し、ターンオーバーを回復させ、透明感やハリを取り戻しましょう。

ビタミンC+ポリフェノール

紫外線やストレスによる酸化ダメージによって、肌は老化します。コラーゲン生成をサポートしながら酸化を抑えるビタミンCと、酸化ストレス対策の働きを持つポリフェノールを一緒に摂取しましょう。

柑橘類やベリー、カカオの含有量が多いチョコレートから摂取できますよ。

タンパク質+亜鉛

肌のターンオーバーが乱れている場合は、タンパク質と亜鉛の摂取が必須。

肌の再生力を取り戻すためには、鶏むね肉や大豆製品、ナッツや牡蠣の摂取が効果的です。普段の食事に摂り入れていきましょう。

発酵食品

実は、腸内環境の乱れも肌荒れやくすみの原因になります。話題の「腸活」をしながら、美肌を取り戻しましょう。

発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内フローラを整えて、肌を守る力を高めます。納豆やキムチ、ヨーグルトを毎日の食卓にプラスしてみましょう。

「もっと手軽にケアしたい」という人は?

「高級コスメを買うより安上がりだけど、最近は食材費も高い」「そもそも、肌のために献立を考えるなんて面倒!」

こう感じている人におすすめなのは、血行促進や抗酸化作用をサポートする漢方薬の服用です。漢方薬のなかには、肌のくすみや冷え症を根本改善する効果が期待できるものもあります。

自分の体質に合う漢方薬を継続して飲むことで、自然とからだの内側からの根本的なケアができますよ。

教えてくれたのは…山形ゆかりさん●薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ。牛角、吉野家、薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発に携わる。

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