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不倫中に妻が倒れて入院!保身の言い訳ばかりの夫に「黙れ」友人は激怒して<PTAで不倫した夫>

  • 2025.9.20

まいさんは、夫のサトシさんと小学校に通うユウキくんと3人で暮らしています。ある日、幼馴染のみっちゃんと一緒にPTA役員に選出されたタイミングで、2人目の妊娠が判明。つわりに苦しむまいさんに代わり、サトシさんがPTA役員として集まりに参加してくれることになりました。

誰にでもやさしいことを自負しているサトシさんは、PTAで同じ役職を担当する原さんと一緒にパソコンを買いに行ったことをきっかけに仲を深めます。

2人は「PTAの集まり」と称して密会。「夫のDVと心無い発言で悩んでいる」という原さんの嘘を信じたサトシさんは、原さんを放っておけないと相談に乗り、体の関係を持ってしまったのです。

一方、まいさんのつわりは日に日に悪化。まいさんは「病院に行きたい」と訴えますが、サトシさんは「つわりは病気じゃないんだし、大袈裟」と言い放ち、PTAの集まりという名の密会へ出かけてしまいます。

とうとう自宅で倒れてしまったまいさん。ユウキくんがサトシさんに電話をかけますが繋がらず、みっちゃんに助けを求めたことで、ようやく病院へ行けることになったのです。

つわりは病気じゃない!と言い張る夫を黙らせたのは…

みっちゃんからの連絡で、ようやく事態を把握したサトシさん。急いで病院へと駆け付けますが、まいさんや赤ちゃんの容体を心配するでもなく、口から出てくるのは保身のための言い訳ばかりです。

これには、さすがのみっちゃんも激怒!

「看護師さんが説明してんだ、黙れ」と一蹴します。

それでも「大袈裟な……」とつわりを軽んじるサトシさんに、看護師さんは「つわりは重症化すると、妊娠悪阻という病気になります」と毅然とした態度で説明。妊娠への理解が足らないサトシさんを、見事に黙らせるのでした。

▼「妊娠悪阻(にんしんおそ)」とはつわりが重症化した症状を指し、食事だけではなく水分も受け付けない状態になります。著しい体重減少や尿検査でのケトン体陽性をもって診断されることが多いです。妊娠悪阻では、脱水を改善するための点滴をおこない、重症の場合は入院治療が必要となります。

サトシさんの言う「つわりは病気じゃないから体調が悪くても大丈夫」という考えは、大間違いです。

「まいさんが病院にいる」と聞いて、まず気になるのは妻や赤ちゃんの無事ではないでしょうか。しかし、サトシさんは開口一番、遅れた理由をべらべらと説明。やましいことがあると自分で認識しているからなのかもしれませんが、普通の感覚ではありえませんよね。

本当に「やさしい」人の口からは、妻の入院に対して「大袈裟」という言葉は出てこないはず。みっちゃんや看護師さんから厳しい指摘を受けたことで自分の言動や認識がいかに間違っていたかをしっかりと反省し、夫として、そして父親として恥ずかしくない行動を心がけてもらいたいですね。


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター ぽん子

ベビーカレンダー編集部

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